最近
スーダン人の難民申請について
弁護士団が
『ウクライナやミャンマーは支援するのに
スーダン人にはしないのはおかしい
スーダン人の難民申請が通らないなら
ウクライナやミャンマーも同じ対応をするべきだ』と
抗議したらしい

スーダンは非常に難し国だ
元々スーダン周辺には
200ほどの民族が住み
宗教もイスラム教
キリスト教
地域の伝統宗教が混在している
日本の国土の5倍の広さに
4600万人に満たない人口しかないが
長い長い紛争をしている
これは
主にイギリスや中国の様な大国が関与している

1899年
イギリスとエジプトの共同統治下になり
南北を分断する植民地政策が取られた
こういった統治は
後に遺恨を残すもので
朝鮮半島や東西ドイツなど見ても明らかだ
実際
スーダンでは
1956年
イギリス、エジプトから独立して
スーダン共和国を樹立する一歩手前で
北部のイスラム教派と
南部のキリスト教派の争いが起き
紛争状態が続いた
2005年の南北和平協定が結ばれるまで
50年紛争状態だった
アフリカ最長の内戦とも言われてる
和平協定が結ばれたあとも
北部の同じイスラム教派が分裂対立
そこでも武力紛争が起き
政府軍による
無差別虐殺の黙認が起きた

スーダンは油田国サウジアラビアの隣で
同じ油田のある南スーダンも隣接してる
その為南スーダンとの武力衝突も頻発している

そのスーダンに武器を売り供給しているのは
中国だ
スーダンの内戦や紛争は
中国の武器が大きく関わっている

そして油田　
南スーダンの公用語は英国
南北共同統治の南側
イギリス統治下に生まれた
一握りのスーダンエリート
イスラムを利用した統治方

スーダンと紛争が起きる原因に事欠かない

スーダン国内でもそうだ
スーダンにも油田があり
それを欲する列強諸国
利益を継続的に獲たい国
そういったモノと民族、宗教が絡む紛争地帯だ

スーダンでは
何らかの人道支援を必要とする人口は　
1600万人ほどいるとされてる

仮に日本が
スーダンの難民受け入れをすると
日本は
難民だらけの国になってしまうし
列強諸国の思惑がどうなるかもわからない

ウクライナは侵略された国で
西側諸国の思惑があり
受け入れるのは国益の為だ
ミャンマーを受け入れるのは
第二次大戦後期
日本軍が占領軍政を引いていた歴史があるからだ

スーダンと同じ様に
難しいリビア難民の申請が通りづらいのも
理由がある


人道支援は
個人的に大いに賛成だ
けれど
国レベルでの人道支援は
自国の国益を損なってまでするべきじゃない

弁護団や支援団体は
人道支援をしたいなら
国を頼らなければいい

法人として
お金を集めて
受入れてくれる国を探して
彼らを送ればいい
それを国は禁止なんかしないし
法律違反でもない

国は
何処まで行っても
日本国民の益が重要で
その為の税金だ
決して
他国の人の為に
国民は税金を納めてるのではない


弁護団
僕なんかより
ずっと頭の良い人々が
何故わからないのだろうと
不思議に思う