そんなニュースが流れてる
海水は赤道近辺で温められ北極、南極近辺で冷やされ
深層に沈み込む
その動きが海流を生み出し
地球全体の環境を作り出している

温暖化によって
地上にある氷が溶け
海水な塩分濃度が下がり
その動きが緩慢になってきてるらしい
早ければ
2025年には循環が止まると言う研究結果がある

温暖化の問題は色々言われてきた
二酸化炭素排出や太陽の周期
森林破壊や海洋汚染によるサンゴ礁の減少
などなど
学者によっては
温暖化等はないとする人もいる

では実際
本当に海洋の動きが鈍くなってきているとして
人類に何か出来るかと言うと
現在の技術では何も出来ないが正解だろう
二酸化炭素排出を抑える
又は
産業や移動に関する二酸化炭素排出無くすとしても
人口80～90億人
そして
その人々が食べる家畜だけでも
莫大な二酸化炭素排出量だ
それを無くす事も出来ないし
既に排出され大気中にある二酸化炭素を除去することも難しい

二酸化炭素を吸着する技術は
宇宙開発には欠かせない為
水酸化リチウム式やゼオライトに吸着させる方法
水素と反応させて水にする方法等あるが
宇宙船や宇宙ステーションの様な密閉空間内の二酸化炭素除去が限度で
地球規模での除去には向かない

サンゴ礁はその成長過程で二酸化炭素が海中に溶け込み出来る　
重炭酸イオンを取り入れ石灰にして成長していく
珊瑚が死んだ後も石灰として封じている

もし技術的に大気中の二酸化炭素を除去するなら
珊瑚のメカニズムで石灰を作る大規模プラントを
国際的な機関が作る位しないと無理だろう
現実的ではないが…

これは現実で
ＳＦの様に全人類が協力し
画期的な技術によって環境を維持するなんて
荒唐無稽なのだ

既に
そうならない為に何が出来るか？
ではなく
そうなった時に何が出来るか？
にシフトしていかないと
本当に取り返しの付かない事になりそうだと思う