世にも恐ろしい税金
40代前半  東京都
2023/11/02 15:15
世にも恐ろしい税金
フランスのルイ15世の治世は
フランスにとって余り良い時代とは言えなかった
度重なる戦争で財政を圧迫され
アメリカ大陸の権益を失った
そういった中
啓蒙思想が開花し
ルソーを始めとした思想家がフランスのサロンで活動し始めていた
そのフランスに
エティエンヌ·ド·シルエットと言う人がいた
財務総監と言う立場の彼は
財政難を憂い国民に贅沢を戒めよと説いていた
彼自身に財政難を解消する特別な策も無く
現状維持するのが精一杯だったのかもしれない
その中で
彼がやろうとした政策が新たな税をつくる事
それが空気税だ
誰もが空気が無ければ生きていけない
空気に税をかければ税収を一気に増やせると考えたのかもしれない
恐ろしく身勝手な税だ
流石に各方面が反対が上がり空気税は白紙になったが
彼の名前は
節約の為に自画像を黒だけて書かせたり
趣味が影絵だったことで
シルエットの語源として
歴史に残っている

税は国の力で
それが無ければ国は機能しないし
福祉や治安
外交に防衛もままならない
けれど
取り過ぎれば
専制国家や独裁国家ですら
やり過ぎれば革命が起きる

今は情報が溢れてる
僕が10代の時は
所得税と住民税ぐらいしか気にしてなかったし
する必要も無いと思っていた
それが今は
Youtubuやx等様々なメディアで
税金や政治について発信してるし
知る事が出来てしまう
それは
政治に対する不信感を与え安い条件が生まれていると言う事だ
フランス革命が起きるのは
件の空気税の話しが出た十数年後
啓蒙思想が国民に広がり
無知だと思われていた国民が知識を広め
革命に至った

増税メガネとか言われている内は良い
けれど
本当に危険水域に近付いている気がする
自民党以外の党が弱すぎ選べない人たちが
選挙に意味を見出だせなくなったら…
そんな事を思ってしまう
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