それは日本の神道の考え方で
僕の好きな考え方だ
別に他の宗教を否定したいとか
僕自身が宗教に被れている訳でも
この考え方を押し付けたいとかでは無い
ただ僕には
この考え方が言い得て妙だと感じる

人は
生まれて死ぬまで誰かと関わる
木の股から生まれたんじゃない限り母親いるし
父親もいる
虐待されたり捨てられたりしても関わりが出来る
成長と共にもっと沢山の人と掛かる
友達も出来るだろうし
そこまで行かなくても知り合いも出来るだろう
少しの幸運があれば
好きな人と共に歩む事が出来たり
小さな奇跡があれば子供を持つ事も出来るだろう
そんな事も無く
一人で生きていても
生きてる以上様々な人と関わる
それは今
ネットに依存してる人や
障害や引きこもりをしてる人もだ

そして
人は
関わりの中で
他者に自分の欠片を渡す
自分に対する記憶を他者与える
記憶は他者が生きてる限り残る
印象の強いモノや深い関わりなら
長く強く残るし
影響力があれば
他者から他者に伝播する

それは
その人が死んで
姿形が無くなっても
この世に影響を与え続けていく

実態は無いけど
影響を与える神様

その人が
どんな風に生きて死ぬかで
強さや広がりや長さは
変わるだろうけど
必ず残るモノ
それが
善人でも悪人でもだ

人は死ぬと神様になる
なかなか言い得て妙だと
本当に思う