死ぬのも
生きるのも
簡単なことだ
病気、老衰、事故
これらは避けられないが
生まれ
育ち
自我に目覚め
知識を持てば
死を疎み
生を苦しむ
生きる事が難しく
死を楽に思う
でも
本当にそうだろうか
なんとなく死ぬ者
なんとなく生きていく者
どちらも多い
かと思えば
死にたくても死ねない者
生きたくても死んでゆく者
これも多い
その境界線は
誰が見ているのだろ
それは神ではない
人だ
様々な倫理、文化、医療
そして出会い
境界線はそこにある
神は境界線を作らない
あるべくしてあるもの象徴だからだ
境界線を作り見て
進むのは人
忘れてはいけないこと
神に託しては何も変わらない、変えられない
人の意思と行動が
生や死すら簡単なものに変える