毎年、クリスマスの時期が近づいて来ると思い出す大切な思い出があります。
それは‥
彼とお付き合いを始めた頃の、初めてのクリスマスの思い出。
彼とお付き合いをスタートさせてから、
初めてのクリスマスが近づいて来た頃。
彼からダイヤのネックレスが贈られました。
2人で迎える初めてのクリスマスに向けて贈ってもらったプレゼントのネックレス。
それを首元に着けて気持ちも弾みルンルンだった頃‥
何と、そのネックレスを落として失くしてしまいました
![[青ざめ]](https://login.550909.com/emoji/ic_face_pinch.gif)
ガーン ( ;∀;)
彼の部屋で2人の時間を過ごし、彼の部屋を出たその後。
玄関ドアから駐車場までの、わずかな距離のどこかでネックレスを落としてしまったのです。
ネックレスは首から外し、荷物と共に手に持って車に向かっていました。
車に乗り込み、荷物を載せていたら‥
手に持っていたはずのネックレスが無い
慌てました‥
顔面蒼白です‥
玄関ドアから駐車場までの僅かな距離、
どこかに落としてるはず‥
必死に探しました。
時刻は深夜。
真っ暗闇の中、必死に探しました。
探して探して探しまくりました。
でも、何故か見つからない。
その内、雨が降り始めました。
雨の中 傘もささず、ずぶ濡れになりながら何時間も探しましたが見つからない。
貰ったばかりのダイヤのネックレス。
失くしたなんて言えない。
でも、見つからない。
夜が明ける頃、私は彼の部屋の玄関ドアの前に戻り、チャイムを鳴らしました。
ピンポーン。
明け方のチャイム、玄関ドアの前には数時間前に帰ったはずの私がずぶ濡れで泣きながら立っている‥
その時の彼の驚いた顔といったら‥
事情を話し、泣きながら謝罪しました。
本当に申し訳ない事をしてしまった、と。
すると彼は懐中電灯を片手に持ち、
もう一度一緒に探してみよう!と外に出てくれました。
そこから夜が明けるまで約2時間程。
懐中電灯を手に、2人で必死に探しました。
でも結局、見つかりませんでした。
出勤時間も近づいて来たので、ネックレスの捜索は中止。
彼は仕事に行かなくてはなりません。
何度も何度も謝る私に、彼は優しく言ってくれました。
「そんなに泣くな。また同じネックレスを買ってあげるから元気を出して!
りこの笑顔が見たくて贈ったんだ。
泣き顔なんて見たくないよ、笑って!」
決して安くは無いお品。
お値段も二桁しましたから、付き合い始めたばかりの初めてのクリスマスプレゼントにしてはかなり高価な贈り物だったはず。
彼も意を決して?贈ってくれた事でしょう。
それを一瞬で紛失されたとあれば、心穏やかでは無かったはず。
内心は穏やかでは無かっただろうに、
それでも私のことを一言も責めず、嫌味も言わず、ガッカリもせず、
謝る私を慰めながら一緒に夜が明けるまで探してくれました。
結局、見つからなかったので、
同じ物をまた買ってくれると言ってくれて‥
そんな高価な贈り物を2度も買わせる訳には行かないと私は辞退しましたが、このままでは悲しい思い出だけが残ってしまうからと、彼は本当に同じネックレスをまた買って贈ってくれました。
私はもう悲しくて、でも嬉しくて。
高価な贈り物を失くしてしまった私の事を一言も責めなかった彼を、
優しく慰めながら真っ暗な中探してくれた彼の姿を見て
「この人に決めた。私の残りの人生、この人と共に生きよう!」
そう思いました。
あれから、何度目のクリスマスでしょうか‥
今年もまたクリスマスが近づいて来て、あの日の事を思い出します。
あの時の私の目に狂いはなかった。
この人を選んで、正解だった。
共に過ごす時を重ねる毎に、彼の人柄の良さに惹かれ、ますます好きになる。
あの時の彼の優しさが、私の人生で一番のクリスマスプレゼントでした。
その後 お付き合いをしていく中で、彼から何度かジュエリーの贈り物を申し出てくれたけれど、全てお断りしています。
私の人生で、身に付けるジュエリーはこのダイヤのネックレスただ1つだけだと。
これ以上 何も要らない。
あなたの想いが詰まったこのネックレスは私の宝物です
コメント
2019/12/23 19:11
2. すてきな二人ですね(ノ´∀`*)
すごく幸せな気持ちになれました(*´ω`*)
返コメ
2019/12/23 18:31
1. その時に無くしたから今があるかもしれませんね。
おいら昔、当時付き合い始めた彼女に時計をプレゼントしたら美容室で無くなったって言われ、ジュエリーBOXをプレゼントしたら階段から落として壊れたって言われました。
結局どちらも彼女がブランド買取り店に持って行って売られてました。
返コメ