昨日、息子と一緒に買い物に出ました。

先日、日記にあげた
「私の誕生日記念に大切な人へ感謝の想いを込めてプレゼントを贈る」為に。
（前回の日記参照）


最近、趣味でランニングを始めた高校生の息子。

お若いお年頃の息子ですから、形から入りたいでしょう♪

カッコイイ～ランニングシューズがあるかな～？
と親子で売り場をキョロキョロ。


売り場をぐるりと一周してみて
1万円超えのシューズが多いのを知り、
思わず母は


「高っっ」


と呟いてしまいました。


それを聴いた息子、その瞬間から
シューズ選びの目付きが変わった


明らかに「安いシューズ」を物色してるのが見て取れる‥


あぁ、私の高っって呟いた一言を気にしてんだなとすぐに分かりました。


余計な事を言ってしまった～
と思っても、1度口から出た言葉は引っ込めれません


売り場を何周もグルグル回った後に、
息子のお目に止まったシューズのサイズを出して貰い、試し履きしました。

28㎝なので中にはサイズが無い物もあり、試し履き出来たのは二足だけ。


店員さんに説明を聞くと、見た目が同じデザインで、値段に応じてのシューズが何パターンか商品展開があるようです。


短距離用、中距離用、フルマラソン用、みたいに。

パッと見、同じデザインっぽくても
靴底の厚みや軽さなど、色々違いがあるみたいです。

まぁ、とにかく候補のシューズを試し履きしてみました。


息子が履いている様子を椅子に腰掛けて母は見ていたのですが‥


息子、迷ってる。
彼は言葉に出さないけど、明らかに値段を気にして迷ってるのが見て取れる。


自分の欲しいシューズを選べば良いのに‥


そこですかさず母は店員さんに声掛けしました。


「本人、ちょっと迷ってるみたいなんですけど‥
数キロ走るなら1番足の負担が少ない靴を選んだ方が良いですよね？
少し高くなるけど、こちらの方が足に優しいですかね？」

と問い合わせました。

もちろん、店員さんは足に優しい
「お高い方」のシューズを勧めてくれます。


「ホラッ、こっちが良いって言ってるよ！
足を痛めたら病院代の方が高くつくんだし、少し高くてもコッチにしたら？」
と母が背中を押します。


「じゃあ、母さんがいいなら‥」
と決めた息子。


店員さんにお礼を告げて、シューズを持ってお会計に向かいました。


会計後、購入したシューズの袋を持って
店を出ながら息子がポツリと呟く。


「母さん、こんな高い靴を買ってくれてありがとうね。大丈夫？無理してない？」

と。


私はふふっと笑いながら


「来月からはビニール袋も有料になるんだから
エコバッグ持って歩きなさいよ～！」


とだけ言って車に向かいました。



高校生のお年頃の息子。
何と優しい子か！と母は内心ルンルン♪

この位の年頃の男の子なら、　
「靴買うから母さん金だけちょーだい♪」
って言って母とは行かず、お金を持って勝手に買いに行くでしょう。


私と並んで歩いて買い物してくれた息子。
一緒にランニングシューズを選びに行けた幸せ️
買い物後に私に見せてくれた気遣いの感謝の言葉


私の子育ては間違ってなかったな
ちゃんと優しい良い子に育ってる♪

とめちゃくちゃ嬉しかった私！！


息子にランニングシューズを贈った事で
彼の優しさを感じられるという最高の誕生日プレゼントを貰えました

帰り道にはうどん屋へ行って腹ごしらえをし
今年も大切な子供達と誕生日を共に過ごせる喜びを感じながら店を後にしました