人生のぶらり旅
50代前半  岡山県
2020/10/17 15:51
人生のぶらり旅
私はぶらぶらするのが好きだ。
目的意識も向上心も低い。

のーんびり、まーったり、
自分の人生をフラフラ生きるのが性に合っている。


人生を旅に例えるならば、

旅の目的地を東京とすると、新幹線や飛行機でまっしぐら!
みたいな人が素晴らしいと持て囃される。
努力家で、野心や向上心のあるタイプ。


目的地に向かって全力で、そして最短で向かって目的を達成する。

実に効率が良い。


でも、鈍行列車でのんびりカタンコトンと向かうのもいいじゃない。

何なら途中下車して道草するのも最高[ぴかぴか(新しい)]
地面に寝っ転がって空を見上げてみる。

新幹線のすごいスピードで走ってる時には決して見えない、違った景色が見れるだろう。


青い空に浮かぶ白い雲。
あぜ道の傍に咲く小さな野の花をつんで
タンポポの綿毛をフーッと吹いてみる。

ベンチに座って駅弁を食べながら
次の列車の時刻を調べて‥

次に来た列車に乗ってまた東京に向かうもヨシ!

目的地を変えて違う列車に乗り、真逆に向かうもヨシ!

最初は東京に行こうとしてたかも知れないけど、旅の目的地はいつだって変えても構わない。



人生のぶらり旅。


『◯◯ねばならい』
という概念を捨てたら、解放されて自由に生きられる。


走っても歩いても良い
働いてもゴロゴロ寝ても良い
節約しても浪費しても良い
食べても食べなくても良い
美しくてもみすぼらしくても良い


なーんでも良いや。

色々やってみて、自分に合った道を歩けば良い。


人に優しく、自分に厳しく?
そんなのムリムリ( ̄▽ ̄)ノシ

1番優しくするのは自分に対して。
自分が幸せでなきゃ人に優しくなんて出来ない。

がむしゃらに頑張って頑張って、
いつも色んなモノに追われて走ってた時には
目がつり上がり自分にも人にも厳しくなってた。


心に余裕がなくて、
ちょっとの事が許せなかった。


人生の前半戦は、快速特急に乗って目的地に1分でも早く到着するような生き方をして来た。

でも、もうそういうのは疲れた。


人生の後半戦は、のんびりゆったり
ぶらり旅。
途中下車や道草しまくり。


どこにも向かわず
なーんにもしないで、
のーんびり、まーったりしていたい。


人に優しく、自分にはもっと優しく!笑


大地に寝転んで深呼吸
ぼーっと空を見上げていたい。
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コメント

50代前半  岡山県

2020/10/17 22:44

4. まさに理想的。
実際はなかなか難しいけど、
あなたなら大丈夫ね。

“もなか” の “ヘソ天” がそれを現してる(*´ω`*)

60代前半  京都府

2020/10/17 22:04

3. ステキな表現だね~何か読んでいてこんなの良いなぁ~って思ったよ!私も人生は鈍行列車だな~焦っても仕方ないしなるようになるかな~見たいな(^^)vりこちゃん文章力有りすぎて、引き込まれてしまうわ♪v(*'-^*)^☆

こうや[退]
30代後半  千葉県

2020/10/17 16:44

2. 一度は快速列車に乗って張り詰めた生き方をしないと鈍行列車の素晴らしさや豊かさの視点は得られないのかもしれませんね。
資本主義経済、自己責任の言葉が根付いている現代社会だと時代の速さに付いてこれる人とそうでない人で二極化します。
どちらの生き方も受容されて自由に選択できる社会になるといいですね(*_*;

りの[退]
40代前半  埼玉県

2020/10/17 16:10

1. ありがとう(^_^)

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