アメリカに、アレキサンドラ(通称:アレックスちゃん)という女の子がいた
彼女は4歳の時から自宅の庭で、レモネードスタンドを始める〓
レモンを絞り、レモネ─ド・ドリンクを作って、道行く人に買ってもらうんだ
子供が庭先でレモネードを売るのはアメリカではよく見る光景だけど、そのアレックスちゃんは、なぜレモネードスタンドを始めたのか〓
それは、お金をためて、病院へ寄付したかったから
実は、アレックスちゃんは「神経芽細胞種」という小児ガンを患ってた
ある日、同じ病院に入院していた友達の部屋へ行くと…
いない…
どこにもいない…
友達は病気で亡くなってた
アレックスちゃんは「友達と約束したんだもん
」と両親を口説き、2000年6月レモネードスタンドを自宅の前で始めた
集まったお金で薬の開発を進めてもらい、自分や病気の子供達の命が助かる方法を探したかった
アレックスちゃんは、病気で立ち上がることもできず、体力が無いにも関わらず、レモネードを自ら売り、売上金に手紙を添えて病院へ寄付する〓
「どうぞこのお金で病気の子供達をみんな元気にしてください
」
一日でも早く、病気が治る薬を見つけて欲しかった〓
自分のためだけじゃなく、お友だちのためにも
そのアレックスちゃんも2004年に、わずか8歳で亡くなってしまう
でも、アレックスちゃんの志を全米の人たちが引き継いだ
立つことすらできなくなったアレックスちゃんが、できることといえば、レモンを絞って、それをジュースにすることだった
そのレモネードスタンドが各地に広まり、今では全米で1000店に増えた
これまで集まった寄付の総額は、27億円に達しているらしい
そのアレックスちゃんが好きだったという言葉がこれ↓
「人生がすっぱいレモンをくれるなら…、甘いレモネードを作ればへっちゃらよ
」
人生という、すっぱいレモンを、甘いレモネードに変えようとしたアレックス
6月12日は「アレックスのレモネードスタンドデー」だったから、その時にアップしたかったんだけど、忙しくて一週間遅れちゃった
今回は癒しも笑いもなくてすまんっ
アレックスを偲んで、梅雨空をスーパーポジティブに乗りきりたいっ
コメント
2011/08/01 16:34
1. 日記の内容にも感動しました
病気を治療するには費用がかかる、それが無いから治療が出来ないって人も沢山居ます。分かっていても行動するのは中々難しいですよね
PSゴールデンハムスターって可愛いですよね
返コメ