10ヶ月ぶりの日記です
日記をマメに書かない男って、どんなイメージがありますか〓
(マメな男の方がモテると言いますが)それとは無関係に、オレは逆境と悩みの中で忙しくしています
ところで、手紙をマメに書く男って、どんなイメージがありますか〓
かの坂本龍馬は、暇さえあれば手紙を書くマメ男でした
その手紙の中で、気になる一行があります
そこには、ただ「鞆殿」
「鞆殿」
現代語訳すると、「トモちゃんへ」となるはずです
トモちゃんとは、龍馬の奥様、おりょうさんのこと。
龍馬が付けたニックネームが「鞆」(トモ)なんです
「鞆」は地名から取ったそうです。
広島県福山市にあって、古代からの港町であり、実はオレの子供の頃の憧れの地名でした
今は、古の景観を遺すか開発を進めるかという議論で、ローカルニュースを賑わせています。
それで、この日記を思いついたのですが
…ところで鞆と龍馬の関係は、どんなものだったのでしょうか〓
「これからはカンパニーじゃぁ
」
と意気揚々と貿易会社、海援隊を立ち上げ、東奔西走ようやく船を手に入れた龍馬たちは、「今日を始めと乗り出す船は稽古始めのいろは丸」という舟唄を歌いながら、ルンルンと初船出を楽しんでいたのですが…。
瀬戸内海で他の蒸気船と衝突して、龍馬たちの船だけ沈没してしまったのです
初船出で船が沈没
現在でいうと、億に近い損失を受け、しかも龍馬はこの時、命を狙われています
龍馬にとって鞆は、財産を無くし、希望を失い、命の危険も伴う場所であり、普通なら思い出したくもないトラウマ地名のはずです。
にも関わらず、最愛の女性のニックネームを「鞆」にしているんです
これは一体〓〓
龍馬は、鞆の持つ華やかさ、賑わい、そして貿易地としての自由な雰囲気に惚れたんです
だからその名を彼女の名とした。
一億近い損失を受け、命を狙われる日々の中だって、龍馬はルンルン生きていたってことです
どんな逆境や悩みの中にあろうと、人はルンルンできるんですね
命を狙われ、死が迫っても…。
楽しもうって決めさえすれば
楽しいところに目を向けさえすれば
「トモちゃん大好きだぜよ~
ルンルン
」
…と(^^♪