昨日は広島県北西部にある「三段峡」へ行ってきました
紅葉の名所です
橡(とち)の木の群生地でもあります
帰りに橡餅を買いました
橡の木は高い木で、橡の実はドラえもんの首の鈴の形です
(笑)
「あの木の上になってる実を食べたい」
そう思った者がいました。
食べたい
でも届かない
食べたい
でも届かない
食べたい
あれ
食べたい
あれれれ
今日は届くかも…
と、と、届いたっ
ついに
来る日も来る日も、木の実を採ろうと挑戦を続けた彼は、ある日ついに、木の実に届いたのです
〓〓
…でも彼は、その木の実を食べなかった…。
低いところにあるこの木の実は、みんなのために譲ろう
自分は一番、採りにくい高いところの木の実を食べよう
そう思い、彼は木の実を食べなかったのです。
さらに彼は、木の実は、木に登れるみんなに譲ろう
自分は誰も食べない、トゲのある高い木の葉を食べよう
そして彼の挑戦は、さらに続きました
不屈のチャレンジャー、それはキリンさんです
キリンの首は、なぜあれほど長くなったのか〓
それはキリンの優しさです
優しさのためなら、伸ばすよ、首だって
やってやれないことはないんだよっ
キリンは、そうオレたちに伝えているに違いないんです
(笑)
さて今日オレが伝えたいのは、「みんなはキリンのことを知らな過ぎる」ってこと
だってキリンがどう鳴くか、みんな知らないでしょ〓
…いいの〓
キリンがどう鳴くか知らずに、その人生を終えて…
…そんな人生、オレは嫌だっ
キリンは「モォーッ」って鳴きます
子供のキリンは「メェーッ」って鳴きます
これだけは、どうしても、みんなに伝えたかった
これで今日はオレ、気持ちよく眠れます
(笑)
キリン、それは優しさの象徴
キリン、それは限界への挑戦
「優しい」ことと「弱い」ことは区別が難しい
弱い人は「優しい人」と言われるけど、強さのない優しさは実効性が乏しい
弱さゆえだから、長く続かず不安定
本当の優しさは、強い意志で自分を縛れる力を持っている
相手を縛ったり、相手を変えるんじゃなく、自分が変わる
キリンの優しさって、何万年も揺るがない優しさだったのかも