天佑神助の暴走⑤
人生で、一番高い買い物をした。過去に一番高い買い物は、元カノにあげた時計。
その倍は軽い。
なんだか、よくわからない感覚。
高級店に入るには場違いだし、勇気がいる。
予算ギリギリの中で買うか、もう少し足して選ぶか。
少し悩んだが、流石に、と思い予算におさめた。
なんだか、楽しい気分になった。
もしかしたら持っているものかもしれない。
それなら、間抜けだった
それでいい
むしろ、重いとか、ひかれるかもしれない
それでいい
喜ばれないかもしれない。よまれてるかもしれない。
それでいい
どうでもいいかもしれない
悲しい
自己満足
知ってます。
ただ、確実にまた、一区切り。
金じゃない。
でも、そのくらい、想ってる。
そう伝わればいい。
少しずつ、貯めてきたから。
crazy
不思議と、金額のわりに後悔が全くない。
ただ、当然のこと
それぐらい、あなたは特別
けど、やっぱり、大きな買い物
「もらえるものは、もらう。」
あなたは、そう言ったから。
「私じゃなくても、よさそう。」
そう感じさせたのは俺の未熟さ。そして、俺の迷い。そしてこれが、答え。
「少しだけ、チャラいよね。」
わかってる。けど、どれだけの勇気か、わからないでしょ?確実に、あなたのことだけを見ていたから。
あの人も、同じクラスのプレゼントなら、何もできねぇ(笑)
来週は、誕生日。
問題は、どう渡すか、だ。