『ごめんなさい』の使い方

最近疲れが全然とれなくて…でも原因が何かってのは分かってました。

昨日ちらっと書いたアシスタントの女の人と微妙な距離感になった事です。

この人は目の覚めるような美人だし、真面目で仕事も出来て些細な事も逐一報告してくれるし、僕が出張中も色々と手足になって助けてくれる。

愚痴もいっぱい話したし、いっぱい聞いた。

派遣さんだけど、仕事ではほんと信頼してましたし、プライベートでたまに他のアシスタントの派遣さんと３人で飲みに行くのも楽しかった。

最近は忙し過ぎて全然行けてませんでしたが

普通に正社員のアシスタント女性陣より仲良しです笑

でも最近そのアシスタントさんの発言がかなりきつくなってきて、『仲良くなりすぎたかなー

』と思いつつも、『仲が良いからこそやろな

』と自分に言い聞かせ、筋の通らん事を言われても、しばしぐっと堪えて、笑顔で接してました。

でも、最近それがかなりひどくなってきた。原因は分かってるんです。
その人も仕事が増えて、いっぱいいっぱいなんです。

頭では分かっているけど、あまりにも身勝手な発言で、得意先にまで迷惑をかけてしまった。

まぁ、それについては謝ってくれましたが、絶対に社内で解決出来る事でした。

さすがにこれはちょっと我慢ならんという事で、ものすごーくやんわりと、この事を指摘しました。

そしたら逆ギレ笑

まぁ、世間一般にはよくある事なんでしょーけど、今まですごい仲良かっただけにショックでした。

それから向こうも目を合わせて話してくれなくなり、あー怒らせちゃったな、と思いつつもここで謝るんは理屈に合わんし、さすがにそこまで媚びたくない。

そりゃ、嫌われたくないけど。。

友達に愚痴っても全然心は晴れません。

そりゃそうでしょう、今まで仲良かった人の事を愚痴るなんて逆にストレスです。

めんどくさいだけの仕事も重なり、知らず知らず、かなりのストレスになっていたと思います。。

でも、そんな僕たちとは裏腹に話さなければならない事はそんな時に限って急に増えます。

ま、そんなもんですよね笑

で、また凹む。

『もーいいや、どーせもーすぐ異動やしどーでもいい』って思おうとしても、すっきりしない。

先輩に相談しても、心は晴れない。

『アシスタントはロボットやと思え』って言われたけど、そんな器用な事できない。

やっぱり嫌われたくない人に嫌われるのは、人間つらいもんです。

で、今日もまたその人がアシスタント担当の、僕の得意先でクレーム発生笑

今まであった些細な報告も全くなし。

『もーいいや、全部メールですましちゃえ』

そんな気持ちも頭をよぎりました。

でも、今まであの人が僕の為に全然やらなくてもいい事の数々をやってきてくれた、感謝の気持ちが勝りました。

『やっぱり目を見て話さないと』

で、ちょっと思いついたんです。

『あの事では謝らないし謝れないけど、この事について謝ってみよう』

本来僕に連絡が来て、僕が対応するはずクレームが、何故かアシスタントさんに連絡がきて、対応してくれてたので、迷惑をかけた事はかけた。

だから、謝ってみた。
『ごめんなさい、本来僕がやるべき事を…』って。

そしたら、今までのギクシャク感がウソのよう。

｢いえいえ、そんな、全然大丈夫ですよ、ありがとうございます｣って言ってくれました。

その後は目も合わせてくれるし、今まで話したかったけど言い出せなかったかのように色んな事を報告してくれた。

笑顔もちゃんと見せてくれた。

『なんだ、こんな事でよかったのか』

気持ちがすごい軽くなるのが分かりました。

で、思ったのが、『ごめんなさい』って言葉を言って、相手が『許す』という行為をするというのは、実は対象は何でもいいんじゃないの？
って事。

全然関係ない事で『ありがとうございます』って言ったり、『ごめんなさい』って言う事で、関係が良くなった事は今までにもあった。

あの人だって、僕と話せないのは辛かったのかもしれない。
（わかりませんけど笑）

でも、不幸な行き違いで、お互いに意地を張ってしまったんでしょうね。

だから、一度なんでもいいから『許す』って行為が必要なんだったと思います。

それだけで、とけるわだかまりもあるって事なんだと思います。

意地張って謝れない、謝る義理がない、でも仲直りしたい。

そんな人がもしいるなら、みなさんもこの『ごめんなさいテクニック』を使ってみてはいかがでしょうか

『これなら謝ってもいいかな』って事で、何はともあれ、とりあえず謝ってみる。

もちろん、気持ちは込めて。

意外と使えるかもしれませんよ