昨日までの沖縄旅行は本当に楽しかった｡



でも途中から､沖縄だから楽しいのか､彼女といるから楽しいのかがよく分からなくなってきたｗ



こんな感覚は久しぶりだった｡




正直付き合ってる訳でもないのに同じ部屋に泊まる訳で､色々とよからぬ事も考えつつの旅行ではあったけれども笑､結果的にはｴｯﾁしなくてよかったと思う｡




一緒に旅行に行った女の子は､結婚というものを意識した際､あまり一般的に男性から好まれる職業ではないだろう｡




しかし､今回の旅行で改めて思った事は､『肝心なのは心だ』という事｡



２日目の晩､色々あって､少しお互いの過去についての話をした｡

あまり飲めないお酒を飲みながら､彼女は全てを話してくれた｡



幼少期からの想像を絶する苦痛や憎しみ､死にたくなる程の矛盾や自己嫌悪と戦いながら､それでも健気に人を､世界を愛そうとするこの子を､果たして誰が軽蔑する事ができようか｡





憂いを帯びた穏やかな笑顔の裏には､とても苦しい戦いがあったのだ｡




そして言葉の端々に見え隠れする優しさ｡


どれだけ辛くても､ニンゲンに巣くう汚さにうちのめされても、心までは曇っていなかったのだ｡



この綺麗な心を持つ女性を護りたいと思った｡




幸せにしてあげたい､色んなところに行きたい､色んな経験と感動を共有したいと思った｡




自分でもこんな風に思うのは本当に久しぶりだし､びっくりした｡




年齢を重ねる毎に『人を好きになる』気持ちは少なくなる｡


『いい子そう』とか『落とせそう』とか､何か単一ﾌｧｸﾀｰの寄せ集めで男女のやり取りを組み立てつつある自分がいる｡

そこには"打算"が生まれる｡

収入は､性格は､外見は､料理は､自分に見合うか､…挙げていけばｷﾘがない｡




これに対し､感情は､"好き"か､"好きじゃない"か｡
いたってｼﾝﾌﾟﾙだ｡
好きであれば､色んな単一のﾏｲﾅｽﾌｧｸﾀｰはある程度乗り越えられる｡


惚れたら負け､というやつですな笑


出張が無くても､自費でも東京に会いに行きたいと思う｡
仕事で出張が多いと､こｰゆうのがわりと好きの度合いの明確な基準になったりする｡




でも､こんな感情を持てる事は貴重だし､素直に感謝したい｡




結局何が言いたいのかよく分からなくなってきたけど､心が綺麗な人はそれだけで人を惹きつける事ができるんじゃないかって事ですな｡





そこに職業や地位､出自は関係ない｡




かなり色んな事を考えて､『俺と付き合わへん？』と言った｡




まだ前の彼氏が忘れられないらしく､気持ちの整理がつくまでどうなるか分からないとの事｡




昔から惚れた女には振り向いて貰えないので､多分無理だと思うのだが､彼氏だろうと友達だろうと､これからもあの子を支えてあげられる存在でいたい｡




そんな事を思った､楽しくも切ない､沖縄旅行でしたとさ｡


あｰ久々の長文！！！