齋藤法務大臣が記者会見で、孤立出産をしたベトナム人元技能実習生の死体遺棄事件
　で最高裁が無罪判決を出したことについての記者の質問に対して、こんな内容のこと
　を言ったんですよ。


　齋藤大臣「外国人技能実習生が日本で妊娠、出産をする場合、日本人と同等の扱いを

　する必要があります。つまり、出産育児金を支給して、出産手当金も支給して、育児

　休業を取得させて出産後は賃金を補償しながら十分休んでもらって、その後に技能実

　習に復帰していただきます。」


　…いやはや、素晴らしいお話です（…ため息）

　シンガポールなど他の国々では、妊娠した外国人技能実習生は『強制送還』されるとい

　うのに、さすが日本！これは破格の待遇ですね。

　これこそ岸田首相の掲げる『異次元の少子化対策』ということなのでしょう。

　日本に来さえすれば、出産費用がかからないし出産後は休んでいてもお金がもらえるし、

　出産を理由に解雇されないからその後は働けるしで、こんな美味い話はありませんよ！


　シンガポールに住み込みメイドとして働くフィリピーナは、妊娠したら強制送還される

　ということで、AKB48のアイドル並みの「恋愛禁止」を心掛けなければならないという

　のに、日本に技能実習生で来れば、妊娠すりゃむしろ「特権」を手に入れたようなもの

　ですわ。

　こりゃ、この特権を手に入れようと、これから「外国人"妊娠技能"実習生」がわんさか

　日本に押し寄せるでしょうね。

　そのうち、「妊娠技能士」がアジアの国家資格になる日も遠くないでしょう（笑）

　（いや、こりゃ笑いごとじゃないな…汗）