1月の映画日記①
①モンガに散る
②1/1 川崎ラゾーナ109シネマズ
③観たかった
④台湾映画史上第2位の興行収入を記録。
1980年代の台北一の歓楽街モンガを舞台に、固い絆で結ばれながらも、やがて黒社会の抗争に飲み込まれていく5人の若者たちの友情や絆、そして待ち受ける過酷な運命を描いた青春群像劇。
まず、映画のタイトルで「モンガに散る」って言っちゃってる様に、この物語の結末が悲劇に終わる事を十分に予感できちゃうんだけどね。
極道の世界に身を投じる事により、学生の頃の友情や絆だけではどうにもならない道を歩まねばならない5人の若者の成長録かな。
とにかく、台湾イケメン俳優が見せる友情と言う名のホモソーシャル感がたまらなく胸に刺さる。
青春学園ものみたいなケンカシーンのアクションもありつつ、マフィア映画的な陰謀や裏切りなどの悲劇もあり、これでもかと美しいラストの映像はいつまでも切なさが心に残る。
⑤7点 野郎達の絆にグッと来ちゃう人にはオススメ
⑥実は台湾映画と言うジャンルを意識して観たのはこれが始めて。
台湾文化がかなり日本に近く、とても親近感が持てるのも好感だし、役者の顔もなんだか日本人に近い気もして、割と好み。
韓国映画のような鋭いキレ味とは違う、人間的な暖かさを台湾映画から感じました。
そんな「モンガに散る」を観てて頭に過ぎった映画は、松本大洋の原作を実写映画化した「青の春」と、ホモソーシャル感が凄く似てたジョニー・トー作品と、マフィア映画の定番ゴッド・ファザーかな。
コメント
2011/01/05 3:10
4. >チバユウキさん
そうそう、クラブでお酒を強引に飲ませるシーンや、ライバル組織の島に、スープ買いに行かせる場面なんて、まさに師匠が言う所のキャッキャッ感だった。
いいな~こう言うのって、なんだか遠い目になるもん。
「モンガに散る」、物語の年代設定もあるんだろうけど、全体的なトーンが凄くフィルム的な感じがしてそれも良かった。
じゃぁ、近いうちに「映画は映画だ」と「海角七号~」を探してみます!
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2011/01/05 2:39
3. >映画好きさん
宇多丸師匠曰く、ホモソーシャルなキャッキャッ感だね(笑)。
「映画は、映画だ。」は、やっぱり韓国俳優って身体張ってるなーと、実感した作品だったよ。
海角七号と併せて、レンタルして欲しいわ。
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2011/01/05 2:28
2. >チバユウキさん
良かったね~、台湾映画。
ちょっと、色々オススメ教えて下さい。
取り敢えず、チバユウさんがランキングに入れてた「海角七号 君想う、国境の南」は、直ぐ観てみたいかな~。
「映画は映画だ」、観たんだ!
私も気になってたけど、観てなくて…。
キム・ギドク先生が脚本とかだよね。
最近そう言う男の絆みたいなジャンルが好きかもしれないと、ワタクシ気がつきました
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2011/01/04 21:44
1. 台湾映画、いいよねぇ~。
色々オススメ作品があるから、ぜひ観て欲しいわ。
私は今日、韓国映画「映画は映画だ。」をレンタルで観たよ。
変則バディ・ムービーのこの映画、男二人のなんとも言えない不思議な絆が、観ていて熱くなれる作品だったよ。
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