1月の映画日記②
40代前半  神奈川県
2011/01/07 7:23
1月の映画日記②
①デザートフラワー

②1/6 新宿武蔵野館

③昨年のシネマ通信見て気になった

④世界的なスーパーモデル「ワリス・ディリー」の自伝『砂漠の女ディリー』を映画化。
ソマリアの砂漠からロンドンへたどり着き、路上生活を送っていたワリスは、一流ファッションカメラマンに見いだされショーモデルに転身。
やがて世界的トップモデルへと成長するサクセスストーリーかと思いきや、母国ソマリアの民族的風習のFGM(女性器切除)によるトラウマを公に告白。
そして、現在もなおFGM(女性器切除)廃絶運動に奔走している。


ワリス本人の逆境と成功とトラウマを赤裸々に語った自伝映画ですね。
映画の中で女性器切除がどのような事かをワリス自身が語るんだけど、男の私からしてもま~恐ろしい話でしたよ、それは…。
「切除されたそれを、鳥が食べてなくなってた」、とかね。

とそれだけの暗い映画ではなく、メインストーリーはやっぱワリスがある女の子との出会いをキッカケに、成り上がっていく過程です。
全く他人で捨て犬の様なワリスを、最初に部屋に泊める女の子が凄くいい。
彼女自身は見るからにダメな感じの役だけど、ワリスの一番の理解者でありずっと親友の彼女に、ラストワリスが「これも、あなたのおかげよ」とお礼を言った時、「あ~、こう言う女同士の友情もエエのぅ~」と思ってしまった。

ちなみに、ソマリアでは名前には全て意味があるらしく、ワリスとは「砂漠の花」と言う意味だそうです。

⑤7点

⑥主人公のワリスを演じたのはエチオピア出身のこれまたスーパーモデル、リヤ・ケベデ。でこれが映画初主演。
つうか、本人と一緒に映ってる写真がチラシに写ってたんだけど、マジで激似!

昨年末、テレビ東京の「シネマ通信」を見てたら、この「デザート・フラワー」の特集してて、ワリス本人がインタビューに答えてました。
その時言ってたのは、「感動して欲しいとかではなく、この映画によって少しでも多くの人にFGMと言う行為が今も行われてると言う現実を知って欲しいから、この映画にも全面協力した」と言ってたかな。
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コメント

40代前半  神奈川県

2011/01/08 2:35

4. >ケイさん

う~ん、どちらかと言えば8点と7点の差はかなり大きいって意味かな。

そうそう、「ナイロビの蜂」はキャスティング良かった!
レイフ・ファインズがね、最初はただのガーデニング好きの官僚で、妻の浮気まで疑ってる前半と、事件の真相に迫りレイチェル・ワイズの愛の深さを知り、自らも命をかけて陰謀を暴こうとする後半とかね、凄く良かったと思います。
レイチェル・ワイズも顔が幼くて可愛いけど、ああ言う役は逆に噛み合うんだな~って。

40代後半  東京都

2011/01/07 22:37

3. >映画好きさん

おー…、「バーレスク」8点のところで7点ですか[ウッシッシ]
かなり観たくなってきた。
「ナイロビ」はキャスティングバッチリでしたね…。
保守的な温室育ちの官僚に社会派で先進的な妻。
後者がやはり重要でレイチェル・ワイズは見事だった[目がハート(ネコ)]
下手に演じると「ギャーギャー」自己主張が強いだけになるところを非常に聡明かつチャーミングに演じてたと思う。
後半ファインズが狂気的な暴走にはしるのがぐっと説得力ますものなあ~…[勝ち誇り]

40代前半  神奈川県

2011/01/07 13:02

2. >ケイさん

ども。
そうなんですよ、サクセスストーリーと平行して、深いテーマも重ねてる映画で。
オススメ度的には、バーレスクが8点に対しての、デザートフラワー7点って感じなので、興味があればって感じでした。

「ナイロビの蜂」、レイチェル・ワイズもレイフ・ファインズも凄く良かったですよね。
最初、ちょっと難し内容だな~と思ってみてたけど、やっぱラストは切なくなりました。

つうか、ナイロビの蜂観てから、レイチェル・ワイズをすっかり好きになったと言う…。

40代後半  東京都

2011/01/07 8:19

1. ども。
チラシは観てるけど、ノーチェックでした。
結構深い題材をとりあげてるんですね、でドラマもある、と[スマイルフェイス]
ちょっと観てみたくなりました。
あんま関係ないけど第三世界の社会問題と良くできたドラマというくくりでは「ナイロビの蜂」面白かったですよね~~…[わーい(嬉しい顔)]
レルフファインズが死んだ嫁を幻視して会話するシーンは泣ける[キャラクター(しょんぼり)]

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