1月の映画日記⑧
40代前半  神奈川県
2011/01/15 11:43
1月の映画日記⑧
①海炭市叙景

②1/13 黄金町シネマジャック&ベティ

③観たかった

④5度芥川賞候補に挙がりながら、41歳で自殺した作家・佐藤泰志の遺作を映画化。
その冬、海炭市では、造船所を解雇されたふたりの兄妹が、なけなしの小銭を握りしめ、初日の出を見るために山に登った。
妻の裏切りに傷つく男、帰郷しても父と会わない息子。姿を消す老婆の猫、さまざまな事情を抱えた人々が必死に生きる姿を描くオムニバス・ストーリー。


海炭市で起きた5話の短編を、あえて淡々と見せる感じで、それらの物語がラストの1点に集約すると言う群像劇ではありません。

物語は答えを必要としてなく、希望の光も見えてこない。
そんな明日の希望さえ浮かばないとしても、また朝日は昇り、日常は繰り返されていく…。

絶望的な救いのなさではなく、誰でも身近に起こりうる出来事がより不安な気持ちを誘うのに、海炭市と言う幻想的な町並みで全部を包み込むおとぎ話の様に思えてしまった。

面白いとか面白くないとか形容しがたい、でもいつまでも海炭市が気になってしまう、なんとも不思議な映画だわ。

⑤7点

⑥海炭市とは、北海道・函館をモデルにした架空の地方都市。
オール函館ロケはもちろん、加瀬亮、小林薫、南果歩、谷村美月、竹原ピストルなどのキャストに加え、現地のオーデションで選んだ地元の人も数多く出演してるそうです。

それにしても函館って、なんか魅力のある場所だな~。
いつか旅行に行きたい。

そして、映画とは全然関係ないけど北海道テレビHTBで放送した大泉洋の「水曜どうでしょう」が死ぬほど好き。
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コメント

40代前半  神奈川県

2011/01/15 12:27

2. >チバユウキさん

そうそう、メンズ・デーで。
あわよくば、「小さな村の小さなダンサー」も観たろかい!って思ってたけど、私も時間ギリギリになってしまい1本だけでした[ウッシッシ]

海炭市叙景ね~、これなんとも言えない映画でしたよ。

いや、ほんとグッドラインナップだね。
スプリング・フィーバー、人生万歳、Ryckyとか、この辺も全部観たいわ~[うれしい顔]

ちなみに今日はこれから「ソーシャル・ネットワーク」を観に行く予定です。

40代前半  東京都

2011/01/15 12:10

1. おっ、J&B(笑)行ったんだ。しかもメンズ・デーだね。

海炭市は私は選択肢に入って無かったから、そうきたか~って感じ。

それにしても、最近のJ&B気合い入ってるよね。

ミヒャエル・ハケネの白いリボンや、ウッディ・アレンの人生万歳とか、いい作品がラインナップされてるよ。

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