1月の映画日記⑯
①スプリング・フィーバー
②1/28 黄金町シネマ・ジャック&ベティ
③気になってた
④日常の営みの中で愛に翻弄される5人の男女。
普遍的な愛の物語を、情感溢れる映像美で描き出す。
と、こんな映画なんだけど…。
家庭用デジタルカメラで撮影を行ったと言うように、照明が自然の光源のみで撮影されてるので、映画全体のトーンも極めて暗い印象。
しかし、それが時には非常に綺麗で切ない映像に写るからまた不思議だし、役者に限界まで近づき愛欲の場面をネットリと映し出す臨場感はとてもリアル。
ストーリーは見る人の視点が別れそうな気もするけど、とにかく言葉に表すのが難しい映画でした。
5人の男女が思い望み、求めるものが全て違う方向に向かって行くので、そこには悲劇しか起こらない愛憎劇。
う~ん、こんな映画もあるんもんだな~。
⑤6点
⑥中国国内でタブーとされている天安門事件を描いた『天安門、恋人たち』の上映をきっかけに中国電影局より5年間の映画製作・上映禁止処分を受けた監督ロウ・イエが処分を無視し、ゲリラ的に撮影を敢行。
'09年カンヌ映画祭で脚本賞を受賞するなど、世界的にもすでに高い評価を受けたそうです。
コメント
2011/02/02 2:09
2. >チバユウキさん
そうだね、好みがハッキリしそうな映画かもね。
私は途中から理解する・しないの考えを捨てて、ただ物語の顛末を見守る感じになってたよ。
こう言うのもあるんだな~って…。
「きらきらひかる」、実はワタクシ観てませんでした。
彼女が秘密を知ってからの男女3人の旅が、なんとも言えない空気だったよね。
「きらきらひかる」も、そう言う感じなんだ~。
返コメ
2011/02/01 15:58
1. 『SPRING FEVER』は確かに好みが別れそう(^_^;)。個人的には好きな映画だったけど。
あと、後半の男女3人の不思議な旅の様子は、『きらきらひかる』を連想したよ(笑)。
返コメ