久しぶりの日記｡

５月末にﾊﾞｲｸで転び､肘の骨を骨折などしていましたが､今はｷﾞﾌﾞｽも取れ順調にﾘﾊﾋﾞﾘに励んでいます｡

日課となっていた劇場映画鑑賞からも少し足が遠のいてしまいましたが､それでもﾎﾞﾁﾎﾞﾁ観てたので､報告だけでも｡


①ｽｺｯﾄ･ﾋﾟﾙｸﾞﾘﾑｖｓ邪悪な元ｶﾚ軍団
②５/１　渋谷ｼﾈﾏﾗｲｽﾞ
③観たかった
④ｽﾄｰﾘｰは単純に学園恋愛ﾓﾉかな｡
ただ､ｹﾞｰﾑの世界観を意識したつくりが凄く､８bitのﾌｧﾐｺﾝを思い出さすようなｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞﾛｺﾞや､敵のｽﾃｰﾀｽの表示など細かいところまで拘っており､作り手のﾔﾙ気を感じた｡
⑤７点
⑥主人公に恋をするｱｼﾞｱ系の女の子が超ｷｭｰﾄ｡



①私を離さないで
②５/１　東急bunnkamura
③観たかった
④ﾃｰﾏは重いが､観終わった後に自分を投影させて考えさせられると言う点で､この映画は成功と言える｡
⑤７.５点
⑥主演のｷｬﾘｰ･ﾏﾘｶﾞﾝが凄くいい｡
『１７歳の肖像』とはまた違う､色っぽさ｡


①八日目の蝉
②５/７　109MM横浜
③観たかった
④いい｡余韻の持続が長い｡
善悪だけでは割り切れない､人間的な思いやりと言う感情が湧きました｡
⑤８点
⑥ﾗｽﾄの展開が秀逸｡ｸﾞっと胸を打った｡


①ｷｯｽﾞ･ｵｰﾙﾗｲﾄ
②５/１２　日比谷ＴＯＨＯｼｬﾝﾃ
③観たかった｡
④ｺﾒﾃﾞｨﾁｯｸな人間ﾄﾞﾗﾏ｡
ｱﾒﾘｶならではの話だけど､凄く面白い｡
⑤８点
⑥ｱﾈｯﾄ･ﾍﾞﾆﾝｸﾞ､ｼﾞｭﾘｱﾝ･ﾑｰｱ､ｱﾘｽ･ｲﾝ･ﾜﾝﾀﾞｰﾗﾝﾄﾞのﾐｱ･ﾜｼｺｳｽｶと､役者陣が凄く良い｡


①阪急電車　片道１５分の奇跡
②５/１３　川崎ＴＯＨＯｼﾈﾏｽﾞ
③観たかった
④凄くﾃﾝﾎﾟ良く､１路線の電車の中で起こる個人のﾄﾞﾗﾏが､見事に交差してる群像劇｡
⑤８点
⑥非常に見易く､誰でも共感できる｡


①ﾒｱﾘｰ＆ﾏｯｸｽ
②５/１３　川崎ﾁﾈﾁｯﾀ
③観たかった
④粘土を少しづつ動かして撮ったｸﾚｲｱﾆﾒｰｼｮﾝ｡
こう言う文通的な体験をした事がある人なら､この映画はｽﾄﾚｰﾄに響くﾊｽﾞ｡
⑤８点
⑥ｽﾄｰﾘｰが凄くいい｡粘土の人形が非常に味がある｡


①孫文の義士団
②５/１８　川崎１０９ｼﾈﾏｽﾞ
③観たかった
④８０年代を彷彿させる､王道のｶﾝﾌｰ映画｡
ｶﾝﾌｰ好きなら､熱くなる事､間違いなし｡
⑤７点
⑥ｷｬﾗｸﾀｰ全員に見せ場を用意する所など､中国版｢ｴｸｽﾍﾟﾝﾀﾞﾌﾞﾙｽﾞ｣でした｡


①ﾌﾞﾗｯｸ･ｽﾜﾝ
②５/１６　横浜ＭＭ１０９ｼﾈﾏｽﾞ
③観たかった
④ｻｲｺ･ﾎﾗｰとしての完成度は最高ｸﾗｽ｡
とても見易く､大衆向けとしても秀逸な作品｡
⑤９点
⑥なんだかんだ言うけど､ﾅﾀﾘｰ･ﾎﾟｰﾄﾏﾝのｵｽｶｰ受賞は納得｡
不気味な怖さを久しぶりに味わいました｡


①ｱｳｪｲｸ
②６/１　新宿武蔵野館
③観たかった
④主人公が手術中に意識だけが覚醒してしまうと言う怖い話｡
が､そこに意外な展開も加わり､ｻｽﾍﾟﾝｽの要素も強くなり､凄く面白かった｡
⑤８点
⑥ｼﾞｪｼｶ･ｱﾙﾊﾞが最高の演技！


①ｲﾝｻｲﾄﾞ･ｼﾞｮﾌﾞ　世界不況の知られざる真実
②６/１　新宿ﾋﾟｶﾃﾞﾘｰ
③なんとなく
④2008年のﾘｰﾏﾝｼｮｯｸ以降の世界的経済破綻と､企業や政治家の癒着などを赤裸々に暴くﾄﾞｷｭﾒﾝﾄ｡
日本の政治も足の引っ張り合いで酷いけど､ｱﾒﾘｶは至福を肥やす輩の陰謀が激しくてそれはそれで酷い国だと思った…｡
⑤６.５点
⑥第83回ｱｶﾃﾞﾐｰ賞　ﾄﾞｷｭﾒﾝﾀﾘｰ映画賞を受賞｡


①ｱﾝﾉｳﾝ
②６/１１　港北109ｼﾈﾏｽﾞ
③観たかった
④ある陰謀の存在を感じながら､微かな記憶を頼りに真相を追う主人公の話｡
｢９６時間｣でも大暴れしてたﾘｰｱﾑ･ﾆｰｿﾝ主演のｱｸｼｮﾝ･ｻｽﾍﾟﾝｽ映画｡
ｵﾁの展開は最近でも似た感じのものを何度か観たことあるけど､映画自体のﾃﾝﾎﾟも良くて普通に面白い｡
⑤８点
⑥監督は最近のｻｲｺﾎﾗｰ映画｢ｴｽﾀｰ｣が非常に良かったｼﾞｬｳﾑ･ｺﾚｯﾄ＝ｾﾗ｡そう考えるとｵﾁも納得｡



①ﾊﾝｸﾞｵｰﾊﾞｰ！！　史上最悪の二日酔い､国境を越える
②６/１７　神保町一ﾂ橋ﾎｰﾙ
③試写会当たった
④昨年､最高に面白かったｺﾒﾃﾞｨｰ映画の続編｡
前作と同ｷｬｽﾄで贈るﾊﾁｬﾒﾁｬｺﾒﾃﾞｨｰ｡
主人公達と一緒に記憶を巡り､二日酔いに至る経緯を探って行くのだが､もうとんでもない展開目白押し｡
そしてお約束となったｴﾝﾄﾞﾛｰﾙでは､まさかの衝撃展開でｸｿ笑えた！
⑤８点
⑥普通に面白いけど､前作を見てると面白さは倍増必死！


①さや侍
②６/２２　港北ﾜｰﾅｰﾏｲｶﾙ
③観たかった
④松本人志監督の作品｡
好意的か､そうではないかで評価が真っ二つに分かれる作品｡
結婚＆子供誕生と言う経緯を得た松本人志だからこその､この映画だと思う｡
もし独身であったなら全く違う映画を撮っていたﾊｽﾞ｡
映画としての撮り方や表現方法なども､色んな映画の影響を受けてたんじゃないかな～と思った｡
⑤６.５点
⑥主役の野見さんは､素人だけど松本人志の深夜番組｢働くおっさん劇場｣で人気を得ていた人｡
ｷﾞｬﾝﾌﾞﾙ好きで､ﾀﾞﾒ人間を絵に描いた人だけど､その憎めないｷｬﾗｸﾀｰが人気を得た｡
現在はﾖｼﾓﾄ専属の掃除おじさんとして雇われているらしい｡



①ﾏｲ･ﾊﾞｯｸ･ﾍﾟｰｼﾞ
②６/２４　港北ﾜｰﾅｰﾏｲｶﾙ
③観たかった
④1970年前後と言う学生運動が盛んに行われていた時代を背景に､若きｼﾞｬｰﾅﾘｽﾄ(妻夫木聡)と､理想に燃える活動家(松山ｹﾝｲﾁ)が､お互いの現実と理想の矛盾と狭間で揺れ動く人間ﾄﾞﾗﾏ｡
物語のある事件をきっかけに､その人間性が露になるﾗｽﾄは､狂気の執念と言うか､ｻｲｺﾊﾟｽとも思える展開にｿﾞｯとした｡
⑤７.５点
⑥主演の妻夫木聡の演技､松山ｹﾝｲﾁの佇まい､そして忽那汐里の穢れなき表情の美しさが印象的｡



①Ｘ-ＭＥＮ：ﾌｧｰｽﾄ･ｼﾞｪﾈﾚｰｼｮﾝ
②６/２４　港北ﾜｰﾅｰﾏｲｶﾙ
③観たかった
④はっきり言うと､Ｘ－ＭＥＮｼﾘｰｽﾞ最高傑作｡
監督は｢ｷｯｸｱｽ｣のﾏｼｭｰ･ﾎﾞｰﾝと言う事で納得｡
後の最強のﾃﾚﾊﾟｽ｢ﾌﾟﾛﾌｪｯｻｰＸ｣になるﾁｬｰﾙｽﾞと､対する組織のﾎﾞｽになる重力使い｢ﾏｸﾞﾆｰﾄｰ｣ｴﾘｯｸだが､その過去に何があり､どうして決別したのかを描いた作品｡
映画的にも誰でも楽しめて文句なしに面白い｡
これ､逆にＸ－ＭＥＮってだけで観ない人も居るのかと思うと､悲しいくら損をしてる映画だよ｡
あと､ｹﾋﾞﾝ･ﾍﾞｰｺﾝの悪そうな役はいつも最高！
⑤９点
⑥Ｘ-ＭＥＮｼﾘｰｽﾞを知らなくても､十分楽しめる娯楽映画｡
ただ､1度でもｼﾘｰｽﾞを観てて､ﾏｸﾞﾆｰﾄｰやﾌﾟﾛﾌｪｯｻｰＸと言うｷｬﾗｸﾀｰを知ってると､より感情移入度は高いかも｡


①ＳＵＰＥＲ８　ｽｰﾊﾟｰｴｲﾄ
②６/２４　港北ﾜｰﾅｰﾏｲｶﾙ
③観たかった
④ｽﾋﾟﾙﾊﾞｰｸﾞ映画に対するｵﾏｰｼﾞｭを存分に込めた娯楽映画｡
物語の展開､古き良き８０年代の雰囲気など､面白くなりそうな要素は多いけど､正直な感想を言うなら最後までｸﾞﾜ～っとなる盛り上がりに欠けたまま､いつの間にか終わってしまった…､というのが本当の所｡
悪くは無かったんだけど､期待値が高すぎたのかな～｡
でも､天才子役｢ｴﾙ･ﾌｧﾆﾝｸﾞ｣の存在感はずば抜けてた｡
今後が楽しみな女の子だね｡
⑤７点
⑥ﾀｲﾄﾙＳＵＰＥＲ８とは､８ﾐﾘ映画の方式の事で､劇中でもこのｽｰﾊﾟｰｴｲﾄ方式の８ﾐﾘ映画を主人公たちは撮っていました｡
ちなみにｴﾝﾄﾞﾛｰﾙでこの８ﾐﾘ映画の完成版が流れるけど､これは昨年観た｢ﾘﾄﾙ･ﾗﾝﾎﾞｰｽﾞ｣と一緒の展開｡


①１２７時間
②７/１　川崎ＴＯＨＯｼﾈﾏｽﾞ
③観たかった
④断崖に腕を挟まれ動けなくなった男性の実話を､『ｽﾗﾑﾄﾞｯｸﾞ＄ﾐﾘｵﾈｱ』でｱｶﾃﾞﾐｰ賞8部門に輝いたﾀﾞﾆｰ･ﾎﾞｲﾙ監督が映画化｡
物語はほぼ主人公(ｼﾞｪｰﾑｽﾞ･ﾌﾗﾝｺ)が一人で独白し､極限に追い詰められ絶望のどん底に陥った主人公の心理を熱演｡
たったこれだけの話を､良くここまで引っ張って映画にしたのも凄い｡
ﾋﾞﾃﾞｵﾚｺｰﾀﾞｰに映った自分を見て冷静になる場面は印象的｡
それにしても､ちょっとしたﾐｽが重なったとてつもない怖い話でした｡
⑤７.５点
⑥第83回ｱｶﾃﾞﾐｰ賞で作品賞ほか6部門でﾉﾐﾈｰﾄされた｡
で､概ねの人が想像するであろうある脱出方法なんだけど､これが思ってた以上にﾊｰﾄﾞな描写｡
ｶﾒﾗﾜｰｸを上手く使って､露骨な接写は最小限に抑えてるものの､考えただけでも気分が悪くなる代物でした｡
さすが､｢２８日後｣のﾀﾞﾆｰ･ﾎﾞｲﾙ！


①ｽｶｲﾗｲﾝ-征服-
②７/１　川崎ＴＯＨＯｼﾈﾏｽﾞ
③観たかった
④地球外生命体が突然上空に現れ､地球侵略を開始するＳＦﾊﾟﾆｯｸﾑｰﾋﾞｰ｡
まず､地球外生命体がとんでもなく強くて､地球人の技術ではどうにもならないくらいの差を見せ付けられるけど､こう言う絶望感は嫌いじゃないです｡
なにも考えずﾉﾘで楽しめた｡
⑤６.５点
⑥もし､この映像技術を日本の｢ＧＡＮＴＺ｣で使えたなら､きっと｢ＧＡＮＴＺ｣は海外でも高い評価を得ていたんじゃなかろうか？
地球外生命体のＶＦＸなんて､まんま｢ＧＡＮＴＺ｣に使えるよ｡