10月の映画日記⑦
40代前半  神奈川県
2010/10/15 10:15
10月の映画日記⑦
①THE LAST MESSAGE 海猿

②10/14 横浜ららぽTOHO

③後ほど説明

④週刊ヤングサンデーの漫画が原作で、ここからテレビドラマシリーズや映画なども作製される、人気シリーズの完結編にして3D映画。

日本、ロシア、韓国の共同で進める国家プロジェクト、最新の設備を誇る巨大天然ガスプラント“レガリア”。
しかし、大型台風の影響を受けたレガリアで事故が発生し、潜水士の仙崎大輔(伊藤英明)はレガリア設計主任の桜木らと共に施設へ向かい救助活動を行う。
施設作業員の救助活動の中、突然の爆発事故により大輔(伊藤英明)を含む5人は、施設内に取り残されてしまうのであった。

一方、海上保安庁本庁では、救助の道を探ろうとする海上保安庁と、国益を最優先とする内閣参事官らが対立。
人命か、1500億を投じた国家プロジェクトか?
そして、大型台風はついにレガリアを直撃し、かつてない大規模な災害へと向かって行くのだが…、こんな感じ。

実は私は、原作の漫画も、テレビシリーズも、映画前2作も、全く観た事ありません。
しかし、現時点で2010年度邦画興行収益1位は確実と言われてる、この海猿3を観ずして邦画を語れるのか?と言う責任感?から、トーホーの日(14日は一律1000円)を利用して突撃。

で、正直な感想ですが…、シリーズを全く知らない私でも普通に楽しめた。

最初から緊迫感溢れる災害現場が舞台、そこから次々に待ち構える困難で危険なミッションを主人公の仙崎大輔(伊藤英明)が体を張って取り残された救助者を守って行く。
CGも多く使われてるけど、見るからにお金のかかった撮影映像は、「日本映画でもやれば出来る」と言う事を十分に実感。

逆に、ちょっと不満だったのは、劇中の7~8割になんかしらの音楽がセリフの後ろにかぶしてあり、「はい、ここは緊迫感溢れるシーンですよ」、「ここは大輔(伊藤英明)と環菜(加藤あい)が心を通わすシーンですよ」、「いま、危険が迫ってますよ」、「はい、ここから思いっきり感動してくださいね~」、みたいな押し付けがましいにも程があるって思うくらい、いちいちそれ風の音楽が流れてるんだよね。

踊る大捜査線もそうだけど、これは絶対逆効果だと思う。アルマゲドンでも、ブルース・ウィリスが隕石に突っ込む時だけ、エアロスミスの曲が流れるから良かったんじゃん。

そう言う不満もあるけど、なにより救助劇って鉄板のストーリーはやっぱ面白いし、壮大なスケールの映像は日本映画の未来を感じました。

⑤8点

⑥でも、実は3D版じゃなくて通常版の鑑賞だったんだけどね。
さて、こう言う命を懸けたレスキューモノは、「バックドラフト」など感動する名作映画も多いですが、ここで私が号泣したレスキュー映画を紹介。

「守護神(2005年 米)」。
アメリカ沿岸警備隊の救命士になる為の厳しい訓練を描いた作品で、伝説の救命士だが心にトラウマを抱える教官をケビン・コスナーが演じてます。

フルメタル・ジャケットみたいな、精神を病むほどの厳しい訓練ではないけど、才能があるのにプライドが邪魔して教官と衝突する主人公や、救命士になりたいのに才能が足りない訓練生、心に問題を抱える鬼教官など、複雑な人間ドラマをへて成長する姿に、号泣必死。
この映画を観て、海で溺れてる人を助ける時は、なんならKOする勢いで顔面パンチをぶち込み怯ませてから、体に触るって知りました。
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コメント

50代前半  愛知県

2010/10/16 1:17

5. >映画好きさん

シャリーズ・セロンは綺麗で背が高くて好きなんです。[わーい(嬉しい顔)] 「ミニミニ大作戦」"Italian Job"(ダサい稚拙な邦題は何とかならんのか[わーい(嬉しい顔)]何でやねん)がめっぽう可愛い。彼女になったら風で,「ダイバー」はセクシー愛人風。あとは女優として映画としていい「モンスター」かな,もうひとつ炭鉱でのセクハラ映画があったけどまだ観てないな。

「バタフライ」は2は観ましたが、まあそれなりって感じ。よく話覚えてないです。(笑)

40代前半  神奈川県

2010/10/16 0:49

4. >JJさん

じゃ、「ザ・ダイバー」も過酷なしごき系な感じなんですかね?
シャーリーズ・セロン、昔は全然ピンと来なかったけど、最近いいね~と思える様になってきました。
近所のレンタル屋で探してみます。

そうですね、アシュトン・カッチャーはバタフライ・エフェクトの主人公でしたよね。
カオス理論とかかなりこじつけだったけど、タイムトラベルを使った純愛ラブストーリー物だし、脚本が上手いな~って私も思いました。

でも、続編の2、3の評判はすこぶる悪いと言う…&#xE75

50代前半  愛知県

2010/10/15 15:52

3. >映画好きさん

「ダイバー」はなかなかいいですよ。デミー・ムーアの"G.I.ジェーン"が楽しめたならお勧めです。デ・ニーロも相変わらずいいですが,オマケとしてシャーリーズ・セロンの美貌も堪能できます。

アシュトン・カッチャー君ですか。そういえば,"バタフライ・エフェクト"の。"バタフライ・エフェクト"は切なくてよかったですね。ラストは凄くいい。アシュトン君好きですね。ハンサムだし。ベガスで何とかというラブ・コメディも見てみたい。

40代前半  神奈川県

2010/10/15 14:47

2. >JJさん

この頃、ウィル・スミス親子主演の「幸せのちから」って映画も上映してて、なんか無性にそっちを観たくなかったので、無理やり選んだ「守護神」が、思いのほか良かったと言う。

若者役のアシュトン・カッチャーは、この時点でデミ・ムーアと結婚してたけど、なかなかの男前ですよね。
このところパッとしてなかったケビン・コスナーも、私生活と映画がリンクする感じもして良かったですし。

そして、「ダイバー」は知らなかったし、観た事もありませんでしたが、なかなか豪華な俳優陣が出てたん

50代前半  愛知県

2010/10/15 10:53

1. 「守護神」ありましたね。ケビン・コスナー。若者役の子もよかったですね。コスナーの実生活も反映しているのでは。特に微妙な女性関係の演出が秀逸でした。似たような路線で「ダイバー」がありますね。これの方が私は泣けました。グッティンバーグJR.の出世作。いいハリウッド映画の上手いところは主題を逃さず,伏線の人間関係が必要なもののみ幾つも短時間内に描けている所でしょうか。あと映画音楽自体,日本はレベルが低いような印象。音楽は音響としてセリフや効果音と同系列で扱わないと。

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