12月の映画日記⑧
40代前半  神奈川県
2010/12/11 7:30
12月の映画日記⑧
①酔いがさめたら、うちに帰ろう。

②12/10 川崎ラゾーナ109シネマズ

③気になってた

④人気漫画家・西原 理恵子の元夫で、戦場カメラマンの鴨志田穣が、自身のアルコール依存症の経験をつづった 自伝的小説を映画化した人間ドラマ。

今度こそお酒をやめると誓いながらも、アルコール依存症から抜けられない戦場カメラマンの塚原安行(浅野忠信)。
それが原因で漫画家の妻・由紀(永作博美)とも離婚をしているのだが、ある日、安行(浅野忠信)が大量の吐血で病院に運ばれる。

安行の母と由紀(永作博美)と子供たちは、元父親のアルコール依存症を治療する為、施設への入院を勧め、安行も決心する。
精神科を経てアルコール病棟に入った安行は、奇妙な入院仲間と交流したり、家族の愛に支えられながら依存症は徐々に回復して行くのだが、安行の体は別の病に冒されていた…、こんな感じのストーリー。

物語は、アルコール依存症が原因の悲惨な家族の話にも思えるんだけど、この映画はとても穏やかで、前向き。
たぶん、西原理恵子と元夫との関係性自体が、離婚云々を別にしてとても温かく、きっと、深い部分でお互いを理解し合ってたのかな~って、映画を観てて感じてしまいました。

施設のカウンセリングの時には、アルコールを大量に摂取し始めた理由を語らなかった安行が、最後に施設でスピーチをする時に初めてその理由を語り始めます。
ちょっと、ネタバレになってしまうので、その理由は話しませんが、「あ~、そう言う事ってありうるね…」っと納得。

浅野忠信の独特なテンポと、永作博美の自然な存在感が上手く噛み合った、ユーモアたっぷりのハートフル・ムービーっでした。

⑤7.5点

⑥それにしても、最近の映画関係でも西原理恵子の名前を良く目にする。
私は観てないけど漫画から実写化された「いけちゃんとぼく」や、今年6月に公開してた「パーマネント野ばら」も、そして来年春にはテレビアニメから実写映画化と言う流れで「毎日かあさん」が公開とかね。

さてさて、浅野君と永作ちゃんの絶妙な掛け合いが印象的だった「酔いがさめたら~」ですが、やっぱ永作博美と言えば「人のセックスを笑うな」の人妻先生役が頭から離れない。
もしね、あんな感じのエロさを滲み出す大人な女性からアプローチされたら、そりゃ誰だって軸足ぶれますよ。
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コメント

40代前半  神奈川県

2010/12/12 22:58

5. >ケイさん

榎本加奈子が主演してる「犬猫」ですね。
有難う御座います。

ちょっと気にして探してみますね。

40代後半  東京都

2010/12/12 19:19

4. >映画好きさん

「人のセックスを~」よりは私は「犬猫」の方がトータルでは好きですね。
お話の輪郭しっかりしてますし(『人のセックス~』って細部憶えてるんだけど、なんか全体的な印象はぼやーっとしてるんですよ。眠かっただけかもしれませんが[キャラクター(しょんぼり)])。
榎本加奈子よいです。メガネかけてた。「ちょっとイケてない」感がよくてね。もともと自主映画で、同監督のセルフリメイクです。題名も同じだから、レンタルされるならご注意を…

40代前半  神奈川県

2010/12/12 17:00

3. >ケイさん

こんにちは。
そうそう、私も予告でいいな~、って思ったんですよね。
何気にキャストも好みだし。
点数的には無難な点数を付けたけど、「いいね、家族って」みたいな温かい気持ちになれるかな。

「犬猫」、知らなかったです。
なら榎本加奈子も役者として、剥けた感じなんですか?
この監督、独特の間を持ってますよね。
役者が画面から居なくなっても、ぞっとその場面を映してたりとか。

40代後半  東京都

2010/12/12 9:55

2. こんにちは。
これは予告編何度も観て私も興味を惹かれてたんですが…。全体的に好感は持てる作品のようですね。観てみよっかなあ~…。
最近の永作はイケイケですね。「人のセックス~」の彼女は確かにハマり役だった。あれにせまられたら、もー[ウッシッシ]
ご覧になられてるかもですが、「人のセックス~」の監督なら「犬猫」がオモシロイですよ。榎本加奈子への認識変わります。(アイドル時代の一連の「ヤな女」発言はおそらく彼女なりの武装…のような気がしてくるような好演)

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