12月の映画日記⑩
40代前半  神奈川県
2010/12/15 6:38
12月の映画日記⑩
①SPACE BATTLESHIP ヤマト

②12/14 港北ワーナーマイカル

③ある意味興味が沸いて

④西暦2199年、地球は謎の異星人「ガミラス」の攻撃で滅亡の危機に瀕していた。
ガミラスによって投下された遊星爆弾は放射能で地球を汚染、生物の大半は死滅し、わずかに生き残った人類は地下都市を建設して絶望の中で暮らしている。
そんなある日、地球上に惑星・イスカンダルからのメッセージカプセルが届けられた。
人類は最後の希望である宇宙戦艦ヤマトを建造し、14万8千光年先にある惑星・イスカンダルへと旅立つのだが…、こんな感じのストーリー。

公開時のキムタクの番組宣伝も凄かったし、なによりTBS開局60周年記念として、まさに社運をかけた莫大な制作費と宣伝費用をぶっ込んだSFエンターテイメント超大作です。
だって、12月初めの映画館ではどこもヤマトの制服が支給され、チケット売り場のお姉ちゃん達は皆ヤマト乗務員の姿をしてたもんね。

そして、この超問題作?のヤマトの感想ですが…
私的には、思っていたほどクソ映画じゃなくない?って事。
明らかに危険な匂いと周囲の評判で、観る前から下がりきった状態だったけど、私は意外と楽しめました。

ただし、原作に詳しく、強い思い入れがある人からしたら、バカにするなっ!て思うかも。
あとね、360度展開できる宇宙の戦闘シーンなのに、常にヤマトと敵艦隊が直線状に並び、波動砲一発で決着するとか、敵の猛攻撃なハズなのに、妙なドラマで長々と芝居してる時は一切敵の弾が飛んでこないとかツッコミ所満載。
他にも、映画的な演出力、CGの技術、セットのショボさなど、文句を言い出したらキリが無いけど、そこは期待してなかったしもうイイよと。

宇宙戦艦ヤマトの実写化と言うより、木村拓哉がお約束の演技で見せるSF宇宙艦隊モノとして割り切るなら、意外と楽しめると思います。
原作のヤマトがどんな終わり方なのか知らないけど、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の幕の引き方は媚びてなくて良かったかな。

⑤7.5点

⑥とは言うても、ヤマトはヤマトなんだよね。
なので、ささきいさおの「無限に広がる大宇宙~」と言うナレーションが聞けただけで、とても懐かしい気分になってしまったし、欲を言うならささきいさおの歌う主題歌を重低音でガンガン流して欲しかったな~。

そんなヤマトの映画終盤で、惑星イスカンダルに古代進(木村拓哉)他ヤマト乗組員が降り立ち、異性人と交戦するシーンがあったんだけど、このシーンを観て「あっ!これ絶対あの映画から影響受けた、またはパクっちゃったでしょ?」と思えるシーンがありました。

で、その元になる映画の紹介なんだけど、私が大好きなSF残酷アクション映画の「スターシップ・トゥルーパーズ」です。
巨大宇宙昆虫と戦う地球連邦軍の話なんだけど、宇宙昆虫の殺傷能力が尋常じゃないうえ、うん千匹と言う大群だったりして、ハンパない絶望感。
初めて観た時、もの凄いショックと興奮を同時に味わえたSF残酷(←重要)アクション映画でした。
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コメント

40代前半  神奈川県

2010/12/15 23:24

8. >JJさん

不器用ながらも子供を守るグロリアがね~、しかも躊躇なく拳銃出すし[ほっとした顔]
最後、私も諦めムードだったので、車の中から変装して登場したグロリアをみて、少年と同じようにグワ~っと来ましたよ。

私、あまりカサヴェテスのこと知らないんですよね。
でも、もと俳優であり、ああ言う硬派な映画を撮るのは、イーストウッドに凄く似てるかも。
つうか、グロリア役の女優さんが奥さんってのも、映画観るまで知らなかった…。

50代前半  愛知県

2010/12/15 23:01

7. >映画好きさん

「グローリア」そうそう、涙しちゃう感じだよね。カサベテスって俳優って感じだったけど(パニック・イン・スタジアム)とか。凄くいい監督だったんだってよく解る映画だった。クリント・イーストウッドのはしりだよね。イーストウッドも独立したプロダクションで直ぐ始めたもんね。2人とも,ハリウッドとは違う孤高な感じの監督だね。サミュエル・フラーなんかとも繋がる感じに思うな。外ハリウッドの感じ。

40代前半  神奈川県

2010/12/15 22:52

6. >JJさん

「トゥルーパーズ」の衝撃は、忘れられない。
マイケル・アイアンサイド、訓練校では優しい教官だけど、戦地ではタフな鬼軍曹みたいなね。
今でもちゃんと覚えてるってのは、やっぱ凄く印象的だったんだろうな~。

「グロリア」良かったです。
最初のアパートのシーンですね。
覗き窓越しから、緊張感が伝わりますよね。
少年がグロリアの所に逃げて、その後銃声だけがなって、家族が死んでる場面は映さないとかも、わかってるな~て。
最後、墓地で再開した時は、グ~っと熱くなり

50代前半  愛知県

2010/12/15 22:18

5. >映画好きさん

「グロリア」良かったでしょ? 最初のギャングが会計士の家で乗り込むとこ何か圧倒的なカメラでしたね。あんなアングルは観たことなかった。

あと「トゥルーパーズ」は傑作だよね。同じ評価の人に出会えて嬉しい。あのユーモアが解るとは、流石に、映画好きさんです。[手(チョキ)] あと、アイアンサイドが重要な役で出てたのも、良かったなあ。やっぱいい役者なんだなあ、って思いました。配役も音楽も何から何まで文句なしでした。ハインラインの素晴らしい映画化だと思いました。私は必ず買います。[ほっとした顔][指でOK]

40代前半  神奈川県

2010/12/15 22:16

4. >チバユウキさん

たまに海外の映画で主役の役者の名前がついてる題名の映画とかあるけど、これも「キムラタクヤの宇宙戦艦ヤマト」ってすれば、誰もが納得だよ。

そのCGの映像を見る限り、ハリウッドの最先端と、日本の技術力では、20年くらいの差を感じてしまったと言うのが正直な所です。
たぶん追いつけないし無理に真似ると、このヤマトみたいに悲惨な映像になるのかな~って。

「ロビン・フッド」、私的には平均点でしたよ。
でも、ラッセル・クロウは相変わらず渋かった[ウッシッシ]

40代前半  神奈川県

2010/12/15 22:07

3. >JJさん

ですよね~。
「スターシップ・トゥルーパーズ」は、私も忘れられない超傑作!
固いし凶暴だし、昆虫怖え~って[泣き顔]
TVでは地球連邦軍優勢みたいなニュースや、軍隊を勧める宣伝してるけど、実際に戦地へ送られたら、とんでもない地獄絵図と言う…。
普通に戦争を風刺した感じですよね。

そう言えば、TSUTAYAに発掘良品コーナーみたいのが出来てて、「グロリア」もごっそり並んでたので借りました。
いや~、グロリアが女だけど男前でかっこ良かったわ~。

40代前半  東京都

2010/12/15 12:04

2. おぉ、ヤマトに突撃したんだー(笑)。
「ぶっちゃけ~、波動砲、発射~!」なキムタク演技はどうでもいいけど、やっぱCGとかちゃちかったか[表情(嬉しい)][あせあせ(飛び散る汗)]

私は今週は「ロビン・フッド」に突撃する事にしたよ。
ノルウェイの森の残尿感(笑)を、払拭出来るかな?

50代前半  愛知県

2010/12/15 9:18

1. バーホーベン監督の傑作「スターシップ・トゥルーパー」ですね。僕も大好きな映画で5回観ました。[ほっとした顔][指でOK]しかも借りて[うれしい顔]

SFXも凄いですが,作品の内容も凄いです。よくぞまとめたなあと,流石に非凡なバーホーベン監督という感じです。全体にB級的な作りで,TV放送みたいに宣伝とか入る為,一般に評価が低いみたいですが,全て意図的な計算。この映画のブラック・ユーモアを理解できないとわからない。よくできた青春映画と見ても素晴らしい映画です。

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