最近は土曜の深夜がやってくると・・
スイッチを入れなくてはならない（´-`）
↑基本10時には布団に入りたい。

今夜も後まだ少し、頑張らねば。
ということでちょっと一休み(〃▽〃)

最近懐かしい学生時代の話をしたとき、
ある思い出が思い出された。

むか～し、むかし。
まだまだヒヨッコ女子高生だったころ・・
やらかしました・・・「家出」

これね、する気はなかったような、あったような
理由という理由がなかった。

きっと、学校が友達が毎日が・・・
楽しすぎたんだよね（´-`）
楽しくって、いい気になって・・・
やらかしちゃった。

当時は置き手紙残して、そこには理由にならない
理由並べて。
いつもとは逆方向の電車に乗った。

まだ「PHS」の時代。
いまよりまだまだ充電も早くになくなって。

とりあえず、あてもなくユラユラ
ある駅に降り立ったときは、夜の8時だった。

そこは・・・無人の駅。
一応・・・観光名所として名は知られてる。
でも田舎だから、そんな時間に人がいるはずもなく。

あたりをてくてく歩いてみることに。
どれぐらい歩いただろう。
歩いて歩いて・・結局駅まで帰ってきてしまった

すると、駅前のガードレールに自転車おいて
腰かけながら、タバコすってる一人の女性が。
すかさず、話しかけちゃった。
「今夜とめてください」

答えはノー。

さすがに、見ず知らずのちびっ子女子高生を
招いてくれるほどの世の中じゃない。

あきらめかけたら・・
こんな話をしてくれた。

「私の家はここからまだ遠いの。母子家庭で
とてもじゃないけど、あなたを入れてやれない」

おばちゃん・・どうしてここにきたのか？
荷物の量を見れば正直一目瞭然。
それでも聞いてこなかった。

そのあとは、駅の寝床を教えてくれた。
始発は何時、人ごみになるのは何時。
それまでに旅立てば大丈夫って。
丁寧に教えてくれてると・・・

突然、自転車に乗っていなくなった。
すぐ戻るからって。

それからまた、静かな駅でボ～っと。
明日からどうするか、考えてた。

30分ぐらいすると・・おばちゃんが戻ってきた
両手にたくさんの・・・袋を下げて。

「これあげるから」

袋の中には、沢山のパンに飲み物。
もう一つにもお弁当がたくさん。
これでしばらく、もつでしょって。
そのままおばちゃんは足早に帰っていった。

そういえば、朝からなにも食べてなかった。
ベンチに座り、賞味期限・・・きちゃうから
お弁当食べた。

こんなに沢山、食べきれない・・・
しかも大きな大きなお弁当ばかり。
お茶やジュースだって・・・
こんなに沢山、持ち歩けるかな・・・
パン、みたことないのが沢山・・・

私、何やってるんだろうって

思っちゃったの(*´ー｀*)

見知らぬおばちゃんの、こんなあたたかい
数え切れないぐらいの大きな優しさに触れて。

母子家庭で大変って言ってた。
まだ遠くの家に帰らなきゃいけない。

なのに、最後ね、
理由も聞いてない、今あったばかりの私に
頑張りな、あんたの人生！
そんな風に言ってくれたの。

まぁそこで旅が終わらないのが私ですが(〃▽〃)

でも、このおばちゃんに会ってなかったら。
間違いなくその後の私は違う道を歩んだと思う。

おばちゃんは今、幸せですか？

二度と会えない。けど、もし会えるとしたら
そう問いかけたい。

そして、ありがとうを伝えたい(*´ー｀*)