オカルトっぽいので苦手な方嫌いな方ご注意





















一昨日の日記で書いた通り、一時期山奥の温泉旅館に住み込みで働いていました。


山のバイトを紹介するサイトで見つけて即申し込んだのですが、この温泉何と混浴・・・




女性用のみ専用風呂があったのですが、まあ基本的に女性客はみんなそっち行きますわな




コロナが騒がれ始めた頃に勤務したので、最初の一ヶ月くらいは日帰りメインで宿泊のお客さんは控えめでだいぶ楽な仕事でした・・・






んで






仕事にも慣れてきた一ヶ月後位から宿泊客の受け入れを増やし始めたんですが、そんなある朝のこと








宿泊客のチェックアウトでバタバタしている午前の時間帯、急に汗が止まらなくなりまして呼吸が苦しく頭痛が酷くなりました











なんだこりゃと他の従業員の方に断って少し休みながら布団片したりなんだりしていたんですが、何やらフロントでザワザワと騒ぎが










社長に呼ばれてフロントに行くと、日帰りで来ていた老夫婦の旦那が戻ってこないとのこと





先輩が混浴の大浴場に向かったところ、真ん中でお客さんが浮かんでいたそう











日帰り一番乗りで貸切状態だったんですが、奥さんは女性専用の湯船に入っていて旦那の様子が分からんかったそうですが・・・



いつまでたっても出てこないのでフロントに相談、騒ぎになったそうでした










旦那さんを湯船から引っ張り出して床に寝かせた辺りで俺の体調はだいぶ良くはなったんですが、そこからが大変でした・・・






山奥過ぎて救急車の到着が早くて一時間かかるとか








ドクターヘリを飛ばしてもらったんですが、ヘリが着く頃には駐車場に日帰り客が多くて着陸できない事態に





結局遅れてきた救急車で途中まで搬送して、広いところでヘリに引き継ぐ形になりました










ストレッチャーが入れないような山肌の一軒宿なので、駐車場まで担架を担いで搬送になったんですが、人手が足りぬと私も手伝うことに・・・





申し訳ないんですがこの時点でお客さんの顔色はとてもじゃないですが生きてるとは思えない状態に・・・










結局搬送先の病院でお亡くなりになったそうです












恐ろしいのはその日亡くなられた日帰り入浴の湯船を午後には解放していたことです・・・




一応宿泊客も寝静まった11時頃にオーナーと二人で清掃と塩撒いてお清め的なことはしたんですが、次の日には普通に営業再開していました・・・







しかも翌日以降新聞にも掲載されませんでした・・・







裏で何かの力が働いていた模様







一応その温泉お客さんには露天風呂は10時まで、内風呂は24時間とお伝えしてありまして、従業員は10時以降に露天風呂入浴可能になってました







露天風呂の電気は10時半すぎに勝手に消灯になり、手元では点灯できない仕様でして・・・







客が多い夜なんかは10時半に間に合わずくらい中懐中電灯を頼りに入浴することもあったんですが・・・








亡くなられた湯船に真っ暗な中一人入っていると不自然にお湯が揺れたり脱衣場から物音がしたりと常にビクつきながら浸かっていました・・・






旅館の仕事やめて今年で2年目なんですが、今どうなっているのやら・・・(´；ω；｀)