霧の恐怖
時は平安、陸奥の安倍貞任と源頼義・義家親子が東日本の覇権をかけて争った時期がありました
有名な前九年の役です。その後、義家は清原氏の内紛にもちょっかいを出して、再び陸奥を戦禍が襲いました。こちらも有名な後三年の役です
さてさて、この二つの争いは東北地方で行われ、主に岩手辺りが舞台となりました。しかし、あまり知られていませんが私の住んでる柴田町も戦場になったそうです
で、今は船岡城趾公園がある辺りから白石川を渡ったイオン(旧サンコア)までの川縁。その辺りから白石川を遡って村田町へ分岐する韮神山の辺りは特に人が死んだそうな
それ以来、柴田郡はそこそこ怨霊に悩まされていたようで、特に韮神山近くの村田の辺りは、七夕の朝は二度寝して絶対に外に出ないという風習があったそうな
なんでこんな話するかって?
まぁ聞きなさいよ
柴田郡は白石川や阿武隈川が流れているお陰で湿気が高く、昔は霧が立ちやすい地域だったとか。隣の角田市や岩沼市もかなり濃い霧が立ち、霧が立った日は昼でも薄暗いぐらいです
そんな霧の中を甲冑をまとった落武者やらなんやらがよく見かけられるとかで、一時期は盛り上がったらしい・・・
あるとき、船岡城趾に観音像が建てられることになりました。観音様は柴田町を見下ろす形で建てられました
するとその頃から、柴田町はあまり霧が立たなくなりました
実際、角田や丸森、大河原から視界一メートルもない濃霧の中を帰ってくると、柴田町に入った途端に何もないことが何度もありました
ここまで前振りです(笑)
昨日のこと
岩沼と丸森で用事があり、まず岩沼で用を済ませました。すると一面霧だらけ(´Д`)
頑張って丸森に向かいましたが、柴田町に入れば大丈夫だと思っていました・・・
昨日は柴田も霧が出ています
視界は一メートルあるかないか(´Д`)
路面は雪や氷で滑りまくりです
ゆっくり走りましたよ
しかしですな
なぜかわかりませんが
アクセル踏んでないのにスピードがどんどん上がり申す(´Д`)
耳鳴りするし・・・
嫌な予感がするよ
平坦な道で、アクセル踏んでないのに三速で60キロ以上でました
ブレーキ思いっきり踏んだら間違いなくスリップしそう・・・
するとやっぱりというかなんというか、信号無視して突っ込んでくる車が・・・
危なく死ぬところだよ(´Д`)
その後、なんとかスピードは落ちましたが、20キロも出してないのに急にスリップしたり、ハンドルが勝手に回ったりとスリリングな一夜を過ごしました
ちなみに、路肩に脱輪している車が丸森への行き帰りで5台ほど、出動中の救急車と四回すれ違いました
平安武将の霊は車の運転ができるようですな(^^)
コメント
2012/01/23 18:50
2. 読みごたえがあり申した
返コメ
2012/01/23 18:45
1. 締めくくりも
イイですネ
歴史ある場所や
謂われある場所は〓
何が起こっても
不思議じゃないそう
ですが
凄い体験デスネー
返コメ