ある夏の日の出来事
先日のお話
お仕事で外回りに行きました
今回の大雨とは関係のない、通常業務でした・・・
何軒かのお宅にある、とあるものを調査する仕事だったんですが、その調査対象のうちの一軒が日中人がいないため、勝手に調査していってほしいと言付かっていたんですが・・・
その日もそのお宅は留守のようで、言いつけ通り勝手に調査を行っていました
そのお宅は小高い丘の上にあるんですが、作業をしているといつの間にか背後に見知らぬお婆さんが(´Д`)
調査は二人でしていたんですが、もう一人のおっさんもお婆さんには気づかず、二人してマジびびりでした・・・
素性と事情を話し、許可を得てやっている旨を説明したところ、お婆さんは納得したもよう
とりあえず終わったらご報告しますが、どちらにいらっしゃいますかと聞いたところ、「隣の家にいるよ」との御返事
そしてお婆さんは丘を下っていきました
お婆さんの後ろ姿を横目に、おっさんと作業に戻りました
作業に没頭しているうちにお婆さんを見失いましたが、隣にいるって言うんだから大丈夫でしょとおっさん
そして作業を終え、いざ報告だと車に乗って丘を降りました
丘の麓には一軒のお宅が
門の位置関係から、その家も作業をしていたお宅の敷地内にあることは明らか
隣ってこの家のことだねと家に近づいていきました
家は木造の平屋で、純和風というかそんな感じの造り
近づいていって気付いたんですが、見える位置の窓ガラスが割れています
あらー、直さないのかねと玄関へ
玄関から見える範囲の雨戸はすべて閉まっていました
おかしくねぇ?とおっさん
しかも玄関の曇りガラスの扉、四分の一が割れています
割れたガラスから覗く家のなかは荒れ果てており、とても人が住むような家ではありません
・・・嫌な予感がするんですが!!
おっさんもなにかを感じ取ったのか、そろそろと後ずさり、大急ぎで車を走らせました
こっからは蛇足かもしれませんが・・・
帰ってから上司に確認したところ、そこのお宅のお婆さんは東日本大震災よりも前に・・・