久しぶりに泣いた｡

人目を気にせず号泣した｡
目が痛い｡




あいつの意識が戻って､やっと面会できた｡

嬉しかった｡


あいつは笑っていた｡

自分も､笑った｡

きっと､変な笑顔だったろうな｡

病室は､とても穏やかな時間が流れていた｡


穏やかすぎて､怖かった｡

あいつは何か言ってたけど､覚えてない｡

病室には､あいつの家族と俺だけ｡


あいつは最後まで笑っていた｡


笑いながら､一人旅立った｡

本当に笑っていた｡


苦しかったはずなのに､悔しかったはずなのに｡

笑っておわれる人生じゃなかったはずなのに｡


病室は､泣き声でいっぱいだった｡


勝手に１人で行きやがって｡

最後､何か言いたそうだったよな？


うまく聞き取れなかったよ｡


俺はまだ､こっちでやることいっぱいある｡

まだまだ､お前んとこには行けないな｡

しばらく１人でのんびりしててくれな｡


そしていつか､俺もそっち行ったら､最後に言いたかったこと教えてくれ｡


お前と出会って良かったよ｡

あとで､ゆっくり話しような｡


今まで､ありがとう｡






しばらく､日記お休みします｡

落ち着いたらまた帰ってきます｡

その時はまた､よろしくお願いしますm(__)m