53人。
わたしが今年
仕事で会った人の数
(女性は除く)
わたしは53通りの
《男の生き様》に
接した1年でした
大抵は経営者で
仕事は会社の立て直し。
その中で私は先月、
ある会社の土地売買の
契約に立ち会った。
7年前
虫の息だった会社が、
とうとう自社ビル建設の
土地を購入したのだ
私はその大きな金額に…
捺印する社長の横顔に…
感無量になって不覚にも涙が出た
会社の立て直しが、主な仕事なので、報酬が貰えないことは決して珍しくない
(寧ろ頻繁
)
でも、会社が見事に
息を吹き返していく様や
例え力尽きたとしても
人そのものが再生していく様子をみられる事は
私にとってはこの上ない、喜び
私はこれを、
報酬でも謝礼でもなく
収穫
と呼ぶ。
そして、残念ながら
力尽きた会社もある
この頃思うのは
その時失ったものは
最初からその人のものではなかった。という事。
だから幻(地位や名声、物や大きさ)にすがらず、
自分自身を武器に出来る様な生き方を勧めたい
良いときこそ、
自分自身は、無力になってたりするから。
その中で、たった1人…
人生そのものの
幕をおろした人がいる。
いつもは必ず
『先生、次いつですか』と、聞くのに
その日は何故か
ありがとうございました
…と、笑顔で別れた。
別段不思議も感じず
違和感もなかった。
でもそれから36時間後
彼はいなくなった。
私のせいとか
私のせいじゃないとか
そんな事は考えなかった。
男は笑って死ねるのか。
これが余りの衝撃で
男性を知らなすぎた自分の無知を恥じた
以来、
私は男性の笑顔は…
信じない
顔じゃなく目
表情や言葉より雰囲気。
そうしてみると、
心から笑っている人の
少なさに胸がチクリと痛んだ
ちなみに
女性は悲しい時には
悲しい顔をしてくれる。
からだ全体で
落ち込みオーラを出す
わかりやすいから
ある意味安心ではある。
でも男性は
苦しくても笑ってしまう。
これは本当に
【おっかないこと】
だと思った
以来私は
次の約束を忘れない。
そして断れない私へと
変貌してしまった
でも、
いろんなものを背負って
闘う姿は応援せずには
いられない
(≧▽≦)/ファイト~
そうして今日も
収穫に飛び回る
それでは、良い1日を