隠れた名作ゲーム
PCエンジン用シューティング 『はにい・いんざ・すかい』
FACEから発売された、一風変わったシューティングゲーム、それが『はにい・いんざ・すかい』だ。
珍しく、日本の古代神話がモチーフとなっている。
はにわ└|∵|┐の主人公である『はにい』は、神様(イザナギ)の強引な命令(笑)により、なかば強制的にイザナミ率いる敵と戦うことになってしまうのだった・・・
■オーソドックスな面クリシューティング。敵の動きがなかなかトリッキー、かつ、多彩な攻撃を仕掛けてくる。難易度は若干高めか。各面のボスを倒すことで新たな武器が手に入るので、武器やアイテムをうまく使いこなすことが攻略のポイントとなるだろう。
■神様との掛け合い漫才を楽しむ(笑)
神様のくせに妙に軽いノリだったり、主人公の癖に使命感がない(笑)など、彼等の会話を見ているとちょっと笑える(^^)
また、ラストでイザナミが悪に染まってしまった原因が神様の身勝手だと『はにい』に指摘されても『だって神様だもん』の一言で済ます無責任っぷり(笑)
『はにい』のその後の行動も納得できるところだ。
とはいえ、ゲーム中ではアイテムを売ってくれたり、ボス前で注意を促してくれたりと、それなりに頼りになる存在であるのは間違いない。
ノリは軽いがシューティングゲームとしては意外と硬派なこのゲーム、やってみるとハマることがある・・かもしれない(^^)
個人的には良作。