夢を見た2
どこかの病院だろうか。
医師らしき人と向き合っていた。
どのような会話を交わしたか、それは覚えていない。
ただ、なにやら深刻な雰囲気が漂っていた気はする。
そして医師がこう言うのだ。
「・・・確率は30~40%です」
それだけを、はっきり覚えている。
何の確率なのか、それは分からないけれど。
それを聴いて、ふと
「ああ、オレの人生もあと少しか」
そう思った。
とりたてて何の感慨もなかった。
ほんの一瞬だけ涙が出そうになったけれど、何かが違うような気がして、考えた。
死にたくない、とは思わなかった。
けれど、このまま死んで行くのも何か物足りない、そんなことをつらつらと考えていた。
と、
そこで目が覚めた。
これが何を意味するのかは分からない。
メンタル的に弱ってきているのかもしれない。
ただ、
これからも、自分の人生を思うがままに生きていこう。
そんなことを思った、そんな話。