現代日本の混迷について少々
30代後半  埼玉県
2021/01/03 22:22
現代日本の混迷について少々







たいして大袈裟なことは云えませんが、

今現在の日本政府や自治体の知事の仕事を見ていて誰もがおかしいと思う筈です


なぜ日本の政治はこんなに拙いのか

どう考えても一般的感覚を逸脱している

政治家は本当に仕事をしているのか、と

世間の人々はあらゆることに対して不信感が尽きないことでしょう


それはきっと皆さんが「国民の安全と国家の平和を守る」ことが政府の役目だと信じきっているからこそ、そう思うのでしょう

はっきりいってそれは幻想です


政府および官公庁とは、国民から金銭を税として収奪する一種の産業だと私は考えます

であるから、議員や大臣、および官僚は単なる職業以上の身分です

日本国憲法は身分制度を否定していますが、否定の仕様がないというのが実情でしょう

役所というのは企業と違って、決められた予算内で決められた仕事を遂行する組織です 儲けを出すための組織ではありませんから、業績なんか出しようがないと云えます それなのに企業よりも何倍も高い賞与を毎回受けているわけです その賞与は云うまでもなく血税です




議員の仕事は法律を作り、予算を決定するために議会にて議論をすることでありますが、今の議会にて行われているのは、はたして議論でしょうか あらかじめ決められたものを通すために形ばかりの芝居をしているようにしか見えません

第一、法律を成立させた業績もない議員をどれほど遊ばせたまま抱えていることか

国民の言い分は常に具体的だが、議員の言葉は常に回りくどい 公約を平気で破る そのまま居座る 詐欺師の遣り口そのままだ

有権者は国家権力に与し、甘い汁を吸わせる為に議員を送り出すのではない 国家権力に抗う為に議員を送り出すのである 諸君は何のために議席を有するのか 分かりきったことだ 金の為である 諸君がその血税を貪るが為に、今日も明日もその先も、国民の命が失われ、悲しい事件が起こり続けることを我々は知っている




選挙とは単なる便宜的手段であって、本当ならばそんなものが無くても決定できる公平な議論が行われる議会が存在してほしいものです といっては余りに理想が高過ぎるでしょうが

議論を経て、最も説得力のある言論を重んじて物事を決定できる政治は何よりも崇高だと私は思う それがついぞ実現し得ないのは結局、金と権力とが最高の力を持ったからです 議員が言論の力を棄ててしまい、国民も民主主義をついぞ理解しなかった 折角導入した民主制を誰もが投げ棄ててしまった




それではどうしたらよいのか
一つは我々国民がもう少し政治体制の起源を知り、明治以降の日本の議会がいかに議論を尽くしてきたかを学ぶことです

民主主義、というものは元々日本にはありませんでした 古代ギリシャに始まり、キリスト教圏に大成した西洋社会の制度です それにもかかわらず日本人は、キリスト教も世界の歴史も大して知らないまま、今の日本には首相を扱き下ろすばかりで実のある言論の言葉を持つ国民が殆どいません


まずは一人ひとりの認識と意識が変わることです 長い時間をかけて堕落したものを直ちに糺そうとしたってできるわけがありません 政治はカップラーメンとは訳が違うのです


なんともつまらない、情けない国になったことかと思うと、日々の酒も不味くなるこの頃です












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