ある人に「あなたは他人をねぎらったり尊敬したりすることがないように見受けられますが、それは自分にも他人にも厳しいからでしょうか?　まわりに尊敬する人がいないからでしょうか?」と訊かれた　以下に述べる












極端な思想を持った危険な人物である

そう思っておけば間違いないし、それで構わないと思います



以前に何度か話したことがあったと思いますが、

日本人の国民性には人を不幸にする欠陥があるとか、

日本人を軽蔑している、と話したことがありましたね


それは自分の体験に起因していることが一番にありますが、

何より日本という国家は強力な同調圧力を有するという国民性の為に、一度完全に国家を滅ぼしてしまった事実があります

資金、武器兵器の生産力、人口、すべての要素を鑑みて絶対に勝てるわけがないアメリカとの戦争を誰一人として止めることができなかった

二度の原爆投下を受けて、憲法上政治的決定権を全くもたない昭和天皇に意思決定を丸投げした

つまり口先だけで国民を幸せにする力のある政治家は一人もいなかったということです

もともと国民を幸せにする力も意志も能力も理想もない国家だということ

我々はそういう国の国民の子孫であるという事実をもっとよく学ぶ必要があると私は考えています


それは軍部の中の一部の権力者が暴走しただけで、戦争を望んだ国民なんかいないだろうと現代の人は思うかもしれない


しかし当時、もっとも戦争を推進したのは
戦勝のニュースを伝える新聞に踊らされた国民たちです

街頭にて戦勝の号外が配られる度に、街中にもかかわらず大勢の人たちが狂ったように歓喜して、その場で万歳三唱する光景が当たり前に見られたわけです

芝居やコンサートの会場でも、戦勝のニュースが伝わると、主催側も観客も万歳していたわけです


だから現存する大手の新聞社は戦争を推進した巨大な原動力であったのにもかかわらず、罰せられもせず莫大な収益を得て現存しているのだから、戦争で一番甘い汁を吸ったことになります
それは余談ですが


自分で自分の幸せを作ることすらできない人たちが、他人を幸せにしなければならないともがき苦しんで金を追い駆けて病んで死ぬ


現在に至るまで世界で一番自殺者の多い国　それが日本国家の現実の一面です


皆がしているから自分もする　まわりに合わせていれば安心する

そういう主体性のない生き方はゆくゆく国も人も殺します　結果的に誰も幸せにしません

自分の人生はあくまで自分のものです

自分以外のものに人生を支配されている日本人がいかに多いことかと、歴史からも学ぶことができますよね


もちろん日本人全員がそうではありません

でもそれが当たり前の在り方の一つになって軽く50年以上経っていると思います



自分にも他人にも厳しいというのもあります
理由は既に述べました



でも、職場の人を全く尊敬していないわけではありません　それを表現しないだけです　私はオベンチャラが嫌いなんです


どんな人間にも美点や尊敬すべき要素は必ずあります

他人の欠点はバカでも拾えますが、美点を見つけるのはなかなか骨が折れますよね

でも、誰に対しても一つくらい見つけるようにしています　見つけたほうがその人を認めることができるから自分も楽になります




長くなりまして恐縮です
以上です