自分でも幼少の頃から自覚していたし、家族達にも言われていましたが、とにかく私は「エキセントリック（変わり者）」でした。

小学生の時にはいつも父のベッドの横に重ねてあったゴルゴ13を読み「次に生まれ変わったら絶対最強のスナイパーになるぞ！」なんて思ってたし、黒柳徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」を夏休みの課題で読んだ時は「そうだ！肌の色が黒だろうと白かろうと関係ないじゃないか！もし将来子供が欲しくなった時、世界のどこかで親のいない子がいたら、その子を養子にしたって私は構わない！（この意見は親達をかなり心配させましたがww）」なんて感想文に書いていたのだから。

幸い生粋のO型で、育った環境もかなり変わっていたせいか、そこそこうまくは切り抜けてきましたが、それでもこの「エキセントリック」な部分は今でも私の強みにもなりまた弱みにもなっています。

群れることは嫌い、不条理は受け入れられない、その上のし上がるような欲もない...


でも若い頃大きな怪我をした時、自分はこのままエキセントリックでいくか、それともクレイジーになるかの別れ道に立った気がしました。

エキセントリックは、「変わり者」

クレイジーは、「イカれてる人」。

その時クレイジーになる事を選んでいたらもっと楽で甘えられるような人生になっていたかもしれません。

だけど私はエキセントリックで生きていく事を選んで本当に良かったと思っています。だって、もしクレイジーなままなら前に進む事が出来なかっただろうと思うから。

現実に目を向けることはとても辛いけど、幸せな事でもあるんじゃないかな？って感じているんです。