一歩踏み出すために
40代半ば  東京都
2018/06/25 0:54
一歩踏み出すために
普段から、老若男女問わず相談を受けることが多い私ですが、幸いながらいつも感謝はしてもらえています。おっとりのんびりマイペース系(もしかしたらO型じゃなくてA+B+O型だったんじゃないかと最近は疑っている笑)がある意味役に立っているのかな?と思ってますが...

今回は私の姪っ子の話。
医大に入り先生を目指していた女の子ですが2年目に脳腫瘍が見つかり、手術は成功しましたがとうとう今年の卒業試験に受かる事は出来ませんでした。前々から私に話を聞いて欲しいと聞いていたのでこの前自宅に遊びに来てもらい、私の部屋で話を聞いたのです。

22になるその子は同年代の子と比べるとかなり地味ではにかみ屋さんでした。髪も真っ黒、服もTシャツとGパン、おまけに完全スッピンでメイクもネイルも全く無し!
何て勿体ないんだろう、まだ楽しむのはこれからなのに(*´ω`*)wwと私は思いました。

ある意味、「ツイテない人」の典型。それにその時まで知りませんでしたが、実は脳腫瘍の原因は突然キレたお父さんに頭を殴られたのが原因だったこと、現在の家庭関係も上手くいっていないこと、そしてお父さんの知られざる一面...etcなど、驚かされる事は沢山あったんです。確かにその子のお父さんに数回会った時、私はある種の違和感を感じました。彼は「外面を繕うのは上手いかもしれないけど、内面はどうなんだろう?」というもの。

ただ、それ以上に心配だと思ったのはその姪っ子の性格。ツイてないのはわかってる、自信も持てない、今は正直家から出たい...確かにそれだけ痛い思いをしてきたならそう感じるのも仕方ないでしょう。

でも、そこからの「一歩」が感じられないんです。言葉がきつくなるけど、彼女は現状に悩んでばかりで、現実の自分に目を向けるのをただただ恐れていたんですね。

「いい?結局一番大事なのはあなた自身の人生なのよ。それにあなたはまだまだ若い。だったら周りの事なんか気にせずに、まず自分は「どう生きていきたいのか?」「何をしたいのか?」っていう答えを見つける所から始めなきゃ!」

私がこう言うと、彼女は一瞬きょとん(゚ω゚)?としていましたが、ようやく意味を理解してくれたようでした。その後もたまにメールはしていますが、少しずつ元気になってきた彼女を感じて嬉しく思っています。

確かに一歩踏み出すって簡単な事じゃないですよね?でもそんな時はちょっと落ち着いて、「このまんまでいいのかな?」ってゆっくり考えてみるのもオススメです。だって、人生は一度きりで時間は指の間をこぼれ落ちていく水のようにどんどん過ぎていくのだから...
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