飛んできた彼女・1(亜季の実話怪談)
40代半ば  東京都
2021/06/14 16:41
飛んできた彼女・1(亜季の実話怪談)
皆さんお久しぶりです 気温も上がりもうすぐ7月!!夏!!という事で?今回は私の体験したちょっと怖い体験を幾つかご紹介していこうと思います[にこにこ]

ある夏の日、私は自室で出かける支度をしていました。音楽を聴きながら友人に頼まれたその日のネイルの仕事について何となく考えていたのですが、いきなりサッと部屋の温度が急に寒く感じ、背筋がぞっとしたのです。えっ!?と驚いた次の瞬間

私の耳元で「...ったく!!邪魔なんだよ!!」と舌打ち混じりに憎々しげに罵る女性の声がしました。本気で一瞬固まりましたが、必死に考えました。最近恨まれるような覚えはない。邪魔と言われるような事もしていない。しかし一番問題なのは...この私と同年代位の女性は、おそらく生きていて私の知っている人であり、すぐには浮かばなかったがこの声を聞いた事があるということ。

「困ったなぁ」と思いつつ能天気な私はそのまま何事もなく一ヶ月が過ぎました。

そして落ち着いた頃、看護学校時代の同級生から恒例の同窓会兼飲み会のお誘いがありました。少ない同期で、チーム作業も多く男女共に仲良かった私達。「行く行く!」と喜んでいると、電話してきたTちゃんが来るメンバーを挙げながら思い出したように私に話してきました。

「そういえばさ、Rちゃんの事なんだけど..」
「Rちゃんがどうしたの?」
「いつも予定立てるの私じゃない?で連絡したら亜季ちゃんは来るのかって何回も聞かれたんだよね。あと、Kくんは来るのかって。それ、他のメンバーにも聞いてたみたいなの」

なんで私?なんでKくん?私はさっぱり訳がわかりませんでした。(飛んできた彼女・2に続く)
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