なるほど、なるほど
タバコが切れたので家の前にあるコンビニへ行く
タバコとパンとチーカマを買う
チーカマという商品名は商標登録した会社のみが使える名前らしい
なるほど、なるほど
確かに似た商品はたくさんあるが、名前が違う
商標登録してある商品は他社が同じ名前を使えないのがお約束
つまり、商標登録してなければ名前は自由に使えるワケだから仮に誰かがヒロシと名乗ったとしても文句は言えない
つまりそこには本物や偽物という境界線はないワケで、明日から誰かがヒロシですと名乗ったとしても何ら問題はないのである
しかし、ヒロシというネーミングは商品名ではないのでモラルの問題になってくるワケである
なるほど、なるほど
帰り道、歩きながらチーカマを食べる
自分のポコチンと同じ大きさぐらいになったところで家に着いた
噛まずにクチに入れたままにする
こんな感じなのか…と実感しながら少しずつ喉の奥まで突っ込んでみる
なるほど、なるほど
奥まで突っ込みすぎて咳き込んでしまう
女の大変さを少し理解する
女は大変だ
あんなものをしゃぶる女は素晴らしいと実感
つまりだ、男は上手いだの下手だの言ってはいけないワケでクチでしてくれるだけでありがとうなワケだから誰かしてくれよコノ野郎
なるほど、なるほど
女は大変だ
いつも疑問に思う
女はブラジャーで胸を隠す
夏場にブラジャーなんかしていて暑くないのだろうか
ふと疑問に思ったが部屋にブラジャーなどないので実験失敗
仕方がないので台所に置いてあった新鮮レタスの葉を胸に着けてみる
なるほど、なるほど
ヒンヤリして気持ちいい
なるほど、なるほど
洗面台の鏡に映った自分の姿を見て悲しくなる
もう自分が大嫌い
なんとなく自分が人として後戻り出来ないポジションにいる気がした
さようなら地球と言う日もそう遠くない未来だと思う
その前に本物の課長になりたい
メジャーを夢見るしがないバンドマンの気持ちが少し理解出来た
インディーズ課長
ヒロシ