ネコと巨大と落書きと2
それから30分後
A「おい、この野郎」
ヒ「どうした?さっきのことなら忘れたよ」
A「お前いい加減にしろよ!これ書いたのお前だろ!」
バンッと叩きつけるようにノートを差し出すA氏
温水洋一と書かれた上に追い打ちをかけるかのようにマジックでチンチロゲと書かれていた
ヒ「俺、書いてねえぞ・・・」
A「お前じゃないの?」
ヒ「というかですね、この字って部長の字に似てる気がするのですが、気のせいでしょうか・・」
A「あっ、ホントだ・・」
ヒ「だろ?この字って間違いなく部長の字だろ?しかもほら、ボールペンで小さくネコが描いてあるけどこれも俺じゃない。こっちのリアルなチンポの落書きは俺だ。チンポは俺だけど、このネコは俺じゃない。この鳥の絵も俺じゃない」
A「前に他のノートにも同じようなネコが描いてあったけど、もしかして犯人は部長か?」
ヒ「あのノートに描かれていた巨大なチンポを描いたのは俺だ。しかし、俺はネコなど描いていない。そういえば前に俺が置いといたメモ用紙にもネコが描かれていたけど部長っぽい字でネコの横にニャーって書いてあった!」
A「鳴き声はどうでもいいけど、お前以外にも落書きしてる犯人がいるってことだな」
ヒ「アイツ許せねえ!俺の先輩の大事なノートにネコなんか描きやがって!それにしても俺以外にも落書きされてるなんて、どこまでも人徳がない君が哀れで仕方がない!なんてかわいそうなキャラなんだ!きっと温水って書いたのもアイツだぜ!アイツに決まってるよ!な?いいだろ?アイツってことにしようぜ!チンポは俺だけどさ、温水はアイツが書いたってことにしようぜ!な?ハゲ、このチュルンチュルン」
A「温水はお前だバカ」
ヒ「はい、ごめんなさい」
現在、A氏と2人で部長に報復する為に綿密な計画を練っている
しかし、それはあくまでも表面上であり、結果的にA氏が犯人であることがバレるように俺はひっそりと別の計画も同時に企てている
俺の心の中に潜む悪魔〝魔王ドビタさん〟が右に左に小躍りをしている以上、誰も俺を止めることは出来ない
ヒロシ
コメント
2012/07/13 18:11
2. >直輝さん
コメありがとうございます。
楽しい職場のインディーズ課長ヒロシより
返コメ
2012/07/13 8:19
1. 落書きとか 小学生か(笑)
まあ いい 雰囲気の会社ですね
返コメ