Ａ：ｳﾙﾄﾗﾊｹﾞ
ヒ：ヒロシ



Ａ『忙しい？』

ヒ『近寄るな』


Ａ『忙しいのか…』

ヒ『ﾊｹﾞが感染する』


Ａ『……』



ヒ『何か用ですか？』



Ａ『ＡＫＢのﾒﾝﾊﾞｰを１０人言える？』



ヒ『麻里子様』



Ａ『次』


ヒ『前田さん』



Ａ『次』


ヒ『板野』



Ａ『次』




ヒ『ﾏﾘｰｺｻﾏ』




Ａ『さっき言ったのをｶﾀｺﾄで言っただけだからﾀﾞﾒ､次』









ヒ『ﾓｯくん…』



Ａ『それｼﾌﾞｶﾞｷ隊』







ヒ『ﾔｯくん…』



Ａ『それもｼﾌﾞｶﾞｷ隊』






ヒ『じゃあ自分は言えるのかよ？あ？言えるのか？あ？』





Ａ『言えない』



ヒ『言えないのか？だからお前はﾀﾞﾒ人間なんだよ』


Ａ『お前に言われたかねえよ』


ヒ『俺は忙しいんだよ！ＡＫＢは秋葉でＳＫＥは栄で難波はｸﾞﾗﾝﾄﾞ花月だﾊﾞｰﾛｰめ』


Ａ『吉本新喜劇？』




ヒ『楽しいよね』



ヒ『ＡＫＢのﾒﾝﾊﾞｰが言えなくても人は生きていけます』



Ａ『そうだね』



ヒ『ＡＫＢ以外のｱｲﾄﾞﾙｸﾞﾙｰﾌﾟを知ってますか』





Ａ『おにゃんこｸﾗﾌﾞ』








ヒ『お…おにゃ…おにゃ…おまん…ｵﾏｰﾝ！』


Ａ『叫ぶな』





ヒ『ｵﾐｬｰﾝｺｸﾗﾌﾞ！』


Ａ『叫ぶな』




ヒ『ｵﾐｬｰﾝｺ！ｸﾗｰﾌﾞ！』



Ａ『ｵ○ｰﾝｺｸﾗｰﾌﾞ！』



Ａ､ヒ『あはははははははははははは！』










ヒ『時々死にたくならない？』


Ａ『しょっちゅう』


ヒ『死のうか…』


Ａ『死ぬか…』





ヒ『死ねよ』


Ａ『…………』







もし日本に勝ち組島と負け組島という２つの島があり､どちらかの島に住まわなければいけないとしたら俺達２人は間違いなく負け組島に送られるだろう





下手したら島にすら入れてもらえないかもしれない





そんな島がなくて良かったとﾎｯとしている自分に対して何か怒りがこみ上げてきた





向かい風に揺れるＡさんの少ない髪の毛が余計に心を寂しくさせた





僕らの人生ﾛｽﾀｲﾑ


生まれた頃からﾛｽﾀｲﾑ



ヒロシ






ばｰか！