おにぎり あるある
昨日、コンビニおにぎりを会社の駐車場で食べました。
数口かじって中の具が出てきたところで、おにぎりの真ん中から真っ二つに白米が崩れて右も左も落ちそうに。
有りがちな光景ですねー。
右、左、どちらをかじっても、けしからん事に海苔がちぎれない。
でも直ちにどうにかしないと、味わって胃に入れる前に全部崩れ落ちて永久アバヨ。
てゆーか、既にご飯の塊の一部と具の昆布1本が、崩れたおにぎりを支えている両手の親指と人差し指の間の不安定な所でグラグラとバランスを取っている。
もうだめだ。私は最後の手段に踏み切った。
ここは思い切って全部口の中に押し込む作戦だ。
ぇえい。
押して押して押し詰めたけど、私の口にはどうにもおにぎりの右半分しか入らない。
半分入ったところで噛み千切る作戦にも挑んだが、何しろ固い海苔なのだ。
全部を一旦口から出すと恐らくパラパラと崩れ落ちるうえに糸を引くに違いないの恐怖の図。
にも関わらず、口に入りきらなかったもう半分が無惨に崩れてボトボト落ちて、顔も胸元もモモの上もどこもかしこもどのみち汚いの図。
右手で拾ってはボトボト、左手で拾ってはボトボト。
下を向くと全部落ちるから上を向きながら。
ふふふ、私、下手くそなお手玉をしているみたい(笑)
ほっぺたは膨らんで垂れ下がって口の中はパンパン。
更に無数の刻み昆布が口からヒラヒラと噴き出ていて、まるで私は妖怪だ。
ふと嫌な予感がした。
妖怪はゆっくりと右を向き、隣の車の中を見る。
車内にはまさかの社員のオッサン。
口から昆布の私を指さして涙を流しながら大爆笑していやがる。
「お前さっきっから忙しそうだなー(笑)」って。
ちょっと黙ってろよ、
今、全神経を集中して昆布のおにぎりと真剣喧嘩中なんだよ(笑)