無財の七施
50代後半  大阪府
2018/12/24 7:41
無財の七施

無財の七施(むざいのしちせ)

仏道修行において、他に施しをするということは自分にとっても大切な修行であり、尊いことであります。
仏様は私達にどのようにすれば心が幸せになれるのかを、この無財の七施に示されておられます。

1. 眼施(げんせ)
慈しみを持った優しい眼で人に接すること。

2. 和顔悦色施(わげんえつじきせ)
いつも穏やかでにこやかな顔で人に接すること。

3. 言辞施(ごんじせ)
優しく思いやりを込めた言葉を使う。

4. 身施(しんせ)
自分の身体を使ってできる奉仕をする。

5. 心施(しんせ)
他のために心くばりをする。人のいたみを知ることを心掛ける。

6. 床座施(しょうざせ)
席や場所を譲るように、譲り合いの精神を持つ。

7. 房舎施(ぼうじゃせ)
おもてなしの心で人を迎える。

このように、誰でも簡単にできるように思えますが、なかなか難しいことでもあります。
しかし、いつでも、どこでも、誰に対してでもできるわけですから、自ら進んで実践していただきたいと思います。

家族や周りの人、みんなが笑顔で笑いの絶えない生活ができれば、こんなにありがたいことはありませんし、またそうなることを願っておられると思います。

自分の心を豊かにし、同時に相手の心も幸せにできるのが、無財の七施という施しの修行なのです
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