身体で結ばれる男女の関係とは?
「身体で結ばれる」ということは、「心と身体」が別々になっているということです。
こういう関係は、単純に「欲望」からきているだけのものです。
お互いを好きになって身体の関係があったとしても、ひとりの人間と深く関わることがなければ、「愛する」というところに至ることはないのです。
例え何人と付き合っても、単に身体だけの関係といった浅いものでは、経験を重ねるだけで何も深まっていきません。
つまり相手を本当に愛してはいないからです。
愛しているからと言って身体の関係を結んだとしても、それが愛していることとイコールではありません。
身体の関係イコール愛とは、いつの間にか決めつけられてしまっている話であってすべての人に当てはまるとは限りません。
しかし、世の中では身体の関係によって愛を確認している人たちもいます。
しかしそれは、行為を終えたあとの意識が、「快楽」か「大楽」かでわかります。
一瞬の「快楽」であれば、それはやがて覚めていき、「愛だ」と思っていたものは、愛ではなかったと感じることになります。
反対に、それが愛であるならば、その悦びは永く続き、自分自身を燃やし暖かな気持ちにしてくれ、ずっと覚めることはありません。
身体だけの結びつきの場合、それは「肉体と肉体の取引」となってしまいますが、身体と心がバラバラの関係であったものが一体となると、思考に左右されず、愛は心の奥底から湧き上がってきます。