食で癒す処方箋
中国医学の伝統的な診察法には、望診、聞診、問診、切診というものがあり、これらは略して「四診」とも言われていますが、食事で病気を治す「食医」という医師が、医師の中でも最高の位に位置づけられるほど食生活は重要視さています。
現在では伝統食や薬膳を美と健康のために取り入れている方も多いでしょう。
体調を崩せば即「お薬」に走りがちですが、少しの知恵であなたに毎日を快適に過ごして頂きたく、身の周りの食品を使い自然治癒力と手当て法を記していきます。
食で癒す・治すことを「食の処方箋」という言葉に置きかえて、お茶を使ったクイック法の解説をします。
例えば、冷房やほこりで喉に不快が生じた時は「番茶のうがい」が効果を発揮します。
番茶は抗菌作用があるタンニンが含まれているうえ、風邪予防に効果的なビタミンCも豊富です。
喉に不快を生じたら番茶のうがいはお勧めです。
番茶を40~50分程かけて煮出したもの。
一晩寝せてよく朝飲むというスタイルですが、このおかげで風邪も引きにくく喉の調子も良い。
さて、番茶の効果の続きとして夏バテ解消や冬の血行促進に体を温めてくれる飲み方として「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」があります。
作り方は、梅干し1個をつぶしてしょうゆを落とし、生姜汁少々、熱い番茶を注ぐ…という至ってシンプルですが、この1杯の番茶が冷え症・二日酔い・貧血などに効果を発揮します。
しょうゆに含まれる酵素は胃腸を活性化し、生姜は血行を良くし、番茶は胃腸を整えます。梅干しのクエン酸は肩や首筋のコリ、筋肉痛を和らげる効果もあります。
是非お試しください。