過剰な水分が原因の「水毒」の症状
東洋医学では、アレルギー疾患を「水毒」としている。
アレルギーの症状は、涙、くし 痰ン、鼻水、水様痰、湿疹と、いずれも過剰な水分が外へと吹き出すものであることからして、それは明らかだ。
では、なぜ、水分が吹き出すのかといえば、体内の水分が増えすぎて体が冷えたため。
これ以上冷えが悪化しないように、水を捨てているのだ。
つまり、アレルギー症状とは、「水分の排泄活動」といえる。大小便と同じことなのだ。
しかし、西洋医学では、この「排泄活動」を病気とみなし、抑えるのに躍起になっている。 アトピー性皮膚炎のステロイド療法は、その最たるものだ。
ステロイド軟膏を塗布すると、最初は見事に治ったようにみえる。しかし、そのまま完治することは少なく、発病を繰り返すことが多い。
「湿疹が出ることが悪い」のではなく、「悪いものを湿疹にして出している」のだから、無理に抑えていいわけがない。
ぜんそくも、体熱を奪う余分な水分を肺を通して排泄し、それによって体熱をとり戻そうとしている反応だ。
もちろん、発作がひどくて呼吸困難があり、命にかかわる状態ならば応急処置が必要だ。
しかし、ぜんそくの「発作」も、「よくなろう」とする体の反応のひとつなのに、これも「治療」として抑えられてしまう。
また、痰を出しやすくするために水分をたくさん摂るようにと指導する医師もいる。
しかし、それは細菌感染による気管支炎の濃い痰が出るときにはよいが、「水毒」である喘息の薄い痰に対しては、逆効果といわざるを得ないだろう。