麻黄湯はインフルエンザに効く!?
麻黄湯って何!?
麻黄湯は、[傷寒論]・[金匱要略]に紹介されている漢方薬です。
漢方薬は自然の草や木からとった「生薬」を2つ以上組み合わせたものを言います。
麻黄湯は、次の4つの生薬から構成されています。
■麻黄 ■桂枝 ■杏仁 ■甘草
麻黄湯は、強い発汗作用のある麻黄・桂枝と、止咳去痰の杏仁と、発汗過多を制御する甘草より構成されています。
●麻黄・桂枝は、発熱状態では発汗・解熱に働き、悪寒・ふるえ・頭痛・身体痛などの表証を緩解する(辛温解表。麻黄と桂枝の組み合わせは、強い発汗作用をあらわす。
●麻黄は、気管支平滑筋のけいれんを緩解し呼吸困難を改善する(平喘)。
●麻黄・杏仁・甘草は、鎮咳・痰を制御する作用をもつ(止咳)。
●甘草・桂枝は、消化吸収を補助する。甘草は、発汗が過多になるのを防止する。
●麻黄は利尿に、桂枝は鎮痛に働く。
【働き】
発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。病気の初期で、まだ体力が十分ある人に適します。
麻黄湯の効能
風邪のひきはじめで、さむけがして発熱・頭痛があり、身体のふしぶしが痛い場合の次の諸症。
●感冒、鼻かぜ
【臨床応用】
●感冒、流感、インフルエンザ初期、風疹、喘息、気管支喘息、咳嗽、頭痛、関節痛、関節リュウマチ(急性)、鼻閉