面白い中華料理屋さんを眺めつつ帰宅




今日も暑いなぁ～


ﾋﾞｰﾙ最高





さて今日の昼間の話…



色々と買い出ししに街中へ



はて？

ﾜﾀｸｼを呼ぶ声が聞こえる


『ちょうど良かったわぁ』


おや､常連のおば様



お『貴女に用が有って今お店に行ったところなのよ～』


せ『はぁ｡何ですか？』


お『お時間ある？大丈夫よね､お茶しましょ』


せ『いや､買い物が…』


お『あぁ､暑い｡喫茶店は…』



って無視か～い



…１人でどんどん進んでいく



…慌てて後を追い喫茶店へ



お『今日はね､とっても良いお話が有ってね』



…何か買わされるのか？



お『はい､これ見て頂戴』


…何だ？


…うっすら見覚えが



あ､お見合い写真やん



お『こちらの方はね現在４０歳で公務員､持ち家でﾛｰﾝも借金も無くｷﾞｬﾝﾌﾞﾙもしないし…』ｳﾝﾇﾝｶﾝﾇﾝ




…とりあえず中を拝見




ん？


気のせいか？


いや､絶対…




前にも持ってきた話や～ん



お『１つ気になるのはﾊﾞﾂｲﾁなのよ～ﾎﾎﾎﾎ』




…え？ﾊﾞﾂｲﾁ？




脳細胞ﾌﾙ回転



あれ？…確か前はﾊﾞﾂｲﾁじゃぁなかった


あれ？…確か前はこんなにﾊｹﾞてなかった


あれ？…確か前はこんなに痩せてなかった




せ『あのぉ､この方は以前お話頂いて…お断りしましたよ』


お『えっ？あら､そぉ？』



…ﾎﾞｹたかﾊﾞﾊﾞｧ



せ『以前はﾊﾞﾂｲﾁじゃ…ありません…よね？』


お『あ､思いだしたわ』



…持ってくる前に気付けよ



お『あの後､別の方とお話が成立したんだけど…』

せ『何か有ったんすか？』

お『お相手の方にねぇ…』

せ『浮気とか？』

お『ｶﾂﾗだってﾊﾞﾚちゃったのよぉ』



…内緒だったのかよ




お『騙されたﾊｹﾞは遺伝するから嫌だ産まれる子供が可哀想だ…って散々責められてねぇ』



…確かに詐欺ではあるが


お『可哀想に､胃に穴が開いて半年で２０㌔も痩せてしまってね…』


…すげぇﾀﾞｲｴｯﾄだな


お『あちらのお義母様が【我慢強く優しい人で同居出来るならどんな人でも】って仰ってね』


…どんな人でも？


…それでﾜﾀｸｼ？


…すげぇ扱いだなﾊﾞﾊﾞｧ


お『接客業ですから我慢強いでしょ』
(仕事ですから)

お『お義母様に色々教えてもらえるわよ』
(何をだよ)

お『浮気の心配も無いし』
(わかんねぇだろ)


お『貴女だって選り好み出来る歳でもないじゃない』
(悪かったな三十路で)


お『こんな良いお話､２度と無いわよ～ﾎﾎﾎﾎ』
(２回目じゃね～か)





…別にﾊｹﾞは嫌いじゃない

…昔の彼のﾏﾏ達とは今も仲良し



でも､この人のﾏﾏとは仲良くなれそうも…


あ･り･ま･せ･ん




こっそり携帯のｱﾗｰﾑを仕掛け


せ『あ､職場から呼び出しが｡申し訳ありませ～ん｡』




逃げましたよ




まったく…散々でした



結局､買い物も出来ず帰宅し…


やけ酒し､ふて寝しました(笑)



晩に出勤したら友人が遊びに来ていてｺﾄの顛末を報告｡


大爆笑されました




友『３回目も有ったりして』


いやぁ～



でも、笑いがとれたから…



ま､良いか



それでも懲りないﾜﾀｸｼ…


お見合い話､熱烈歓迎ﾆｬﾊﾊﾊ