おはようございます､顔面凶器です




昨日から凄味が増しつつあるﾜﾀｸｼの顔




案の定､出勤した瞬間……


新人が固まりました(笑)






店長に頼まれ､昨日は

【 ｴﾘｶ様 】

の指導につきました｡




入店してすでに１ヶ月……



今まで一体何をやってきたんだ




……声は小さいし

(つぶやきｼﾛｰか？)


……提供は雑

(置いた瞬間器が割れそうよ？)


……挨拶や声掛けは棒読み

(学芸会以下だぞ？)





でもねﾜﾀｸｼの１番弟子が



『姐さんみたいになりたいって言ってましたよ』



と､報告してくれました




……可愛いﾄｺ有るじゃねぇか

(ﾜﾀｸｼ単細胞でございます)




まずはじっくり観察




……ふむ､流れは掴んでる



……動きの早さもまぁまぁ



……笑顔で接客もしてるな




よし､入門を許可しよう




『これ何故こうするか習った？』

『？？？』

『じゃあ､これは？』

『？？？』

『ほな､こっちは？』

『？？？』




……ﾏﾆｭｱﾙ作業しか教えられてなかったのね




学生だから夏休み中は

【昼のﾊﾟｰﾄさんが指導】

と､いう感じで預けていた｡




……これじゃ指導ではなく


……単なるﾏﾆｭｱﾙ人形だわ



理解させなきゃ､心を込めるｺﾄも



自分で考え､応用するってｺﾄも



ましてや楽しんで働くなんて



出来るわけないだろ～



何やってやがった昼ﾊﾟｰﾄ



ｱﾝﾀらは､いつもそんな雑に接客してるんかいっ



危うく新人の能力不足だと思うところだったじゃねぇか





……こうなったら教えてやる



……接客業の楽しさを



『また来るね』



……お客様にそう言われた時の充実感を




まずは



【よく通る声の出し方】


【何故この作業をするか】


【先を読む為のｲﾒﾄﾚ】



……全てにおいての理由やｺﾂをじっくり伝授




……後は暫く､考えさせる為に放置ﾌﾟﾚｲ




……数分後



まぁ､別人に見違える位にStep Upしたじゃない




……遠くから見守ってたﾜﾀｸｼ




『○○と△△をしてみました』

『うん､見てたから』

『えっ見られてたんですか』

『うん､勿論あれで正解だよ出来れば今度は……』




頭を上下にﾌﾞﾝﾌﾞﾝ振りながら(笑)､目を輝かせてﾜﾀｸｼの話を一生懸命に聞いてます



『直してきま～す』




どうやら

【ちゃんと見てくれてた】

ってのが嬉しかったらしい



……指導者としたら当たり前のｺﾄなんだけど




あれよ×２と言う間に退勤時間




『ありがとうございましたまたお願いします』



そう言って帰って行きました





店長ﾎﾞｿｯと歌いだした


『やる気ぃｽｲｯﾁ君のは何処にあるんだろ～』


(某学習塾のCMｿﾝｸﾞ)




『来週また新人来るから次も頼むわ』

『泣かすかもよ？』

『それも試練だ』




ま､最初はﾜﾀｸｼの１番弟子に指導させますか



さて、今度の新人の過去のﾊﾞｲﾄ歴を参照して……



その新人用の新しいﾏﾆｭｱﾙ作ろうっと





……先ずは

【 顔面凶器 】

を治すのが先ですかねﾆｬﾊﾊﾊ