女性はエロい
これがあんなんになるのか…
そう女は呟いた。
時を遡ること数年前
おれは女性と梅田で待ち合わせした。
写メ交換はしない約束なので
実際どんな人が来るのかわからない。
適当に待ち合わせをしたもんだから
お互いに待ち合わせ場所がわからない
それはそれでドキドキする時間があり
おれ的にはいいと思うんだが…
そうこうしているうちに
やっとこさ出会えた。
び、美人やんか…
ちょっとびっくりしたが
まぁ気後れすることはない。
なんたって
こちらも自称男前だ。
とりあえず何か食べようか?
歩きながら店を探していたんだか
まぁしゃべる。
美人でおしゃべりって
いろんな意味で退屈しないから
なんか楽しくなるよね。
ゲラゲラ笑いながら
鉄板焼き屋に入ってみた。
お昼過ぎ…喉も乾く。
とりあえずかんぱい〓〓〓
好きなもの選んで
食ってはかんぱい。
食ってはかんぱい。
なにこの美人…
歌舞伎っぷりがスゴい(笑)
おれも飲んだら食べまくるけど
この人に負けてるんじゃね?
散々飲み食いしたあと
とりあえず出ようかとなり
お店をいったん出た。
出た瞬間彼女は言った…
『そんなに美味しないな!』
ええええーーー
めっさ食うて飲んでたやん!
ってツッコミしたかったが
おれはニコニコしていた。
『んじゃ!もう1軒〓』
ま、まだ飲むんか?
っと思いつつ
あまりにも面白いから
次の店でも飲んで食って
ひたすらしゃべって笑って。
気づくともう夜やん…
あかん。
とりあえずホテルで
ワイン1本だけ飲もうか?
ええけど今日は何もせぇーへんで!
っと女はおれに言い切った。
かまへんよ。
面白いからしゃべるだけでも。
ホテルでまたかんぱいして
またゲラゲラ笑ってたら
なんか可愛く見えてきた。
あ、あかん…
チッスしたい…
さっきから妙に近いねん。
我慢しようとしたけど
やっぱり本能には勝てなかった。
目を見てから
顔を近づけて…
長~い濃厚なチッスが終わると
彼女は震えて感じていた。
あっ…
やっぱりしたかったんや。
その場の流れで
上半身裸になったとき
彼女の目つきが変わった。
脱がないとわからないから
驚くのもしょうがない。
彼女の方から
おれのベルトを外し
下を脱がせようとしてきた。
今日は何もしないんじゃないのかい?
って思う前に
彼女はおれを見て目が輝きだした。
『な、なにこれ!
もうあれやん!
腕やん!
ラオウの腕やん!』
おれは意味がわからない…
が彼女はテンションが上がったのか
すっごい食い付いてくる。
『こんなん付いてる思わへんやん!
ラオウの腕やで?
思わへんやん!』
そう言ってる彼女が
とてもウキウキしてるように見える。
やはりおれに興味を持つ人は
変態しかおらんのか…
それから1~2時間が経ち
もう落ち着いたおれに向かって
彼女は呟いた。
『これがあんなんになるのか…』
おぃっ!
人様の立派なモノを
あんなんこんなん言うな!(笑)
(追伸)
手で握って
ぐっ!!って
スロットのレバーみたいに
引いたアレが
パチンっ!!
って戻るのを見たとき
なんで女性は笑うんでしょうか。