スイーツ十番勝負(7)ダッチリングパンケーキ
豊橋市の白河町に、『Switch(スイッチ)』というダイニングカフェがある。
レトロブルーの洋風の外観がとてもお洒落で、以前から気になってはいたのだが……。
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きっと、こういうタイプのお店って、常連客の溜まり場になっているんだろうなあ……。
やっぱり、一見(いちげん)さんだと入りづらいよなあ……。
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という勝手な思い込みから、入店する勇気がなかなか出ず、幾度となくこの店の前を素通りしてきたのだ。
口コミでは、食事・スイーツ共に評判の良いお店である。
いくらヘタレの私でも、美味しいスイーツのためならば、【千万人といえども我行かん 】との気概を示したいものだ!
とりあえず混雑する時間帯を避け、15時少し過ぎに入店してみた。
入口付近の席はほぼ埋まっており、しかも女性客ばかり。
女性というのは、美味しいものを探し当てる優れた嗅覚が備わっていると、私は確信しているのだ。
よって、女性から支持されているお店は、味の点では信頼の置けるお店だとも言える。
女性客で賑わうこの様子を見れば、まず味に関しては保証されたようなものであろう。
店の奥にあるテーブル席へと案内された私は、ここの一押しスイーツ「ダッチリングパンケーキ」を注文した。
「ダッチリングパンケーキ」とは、通常【ダッチベイビー】と呼ばれているドイツ風のパンケーキのことだ。
ふつうのパンケーキとダッチベイビーでは、大きな違いが二つある。
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●使用する卵の量が、ダッチベイビーの方が多い。
●パンケーキは鉄板などを用いて焼くが、ダッチベイビーはオーブンで焼く。
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【ダッチベイビー】の名前の由来は諸説あるようだが、以前名古屋の大須で食べた時、そのお店の店員さんからは、このような説明を受けた。
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ドイツ人は、自分たちのことをダッチと言います。
自分たちの赤ちゃんにも、このパンケーキを食べてもらいたいとの願いを込めて、こんな名前を付けたんです。
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と……。
アイスコーヒーがグラスの半分まで減った頃、熱々の鉄板に乗ったダッチベイビーが私の元へと運ばれてきた。
モコモコと歪に膨らむパンケーキの中央は、まるで穴を穿ったかのようにボコンとへこんでいる。
そのへこみには、アイスクリームディッシャーですくい取った、バニラ味のアイスが乗る。
鉄板の余熱で、まだまだ温かいパンケーキの上では、バニラアイスが辛抱たまらず、その姿を徐々に崩していく。
そこへメイプルシロップをなみなみと注げば、甘露をたたえた湖が出来上がる。
この店のダッチベイビーは、小麦粉ではなく米粉を使用した、グルテンフリーのヘルシーパンケーキだ。
では、実食してみよう!
米粉を使用したパンケーキとあって、モチモチとした食感だ。
卵を多めに使用しているため、ゆっくりと咀嚼すると卵の味わいが強く感じられる。
メイプルシロップとアイスの甘さだけで食べる、いたってシンプルなパンケーキだが、とにかくうまい!
果物やクリームで、コテコテと飾り付けをした豪華なパンケーキも悪くはないが、こうした飾り気の無い素朴なパンケーキもまた良い。
やはり、評判に違わぬ美味しいスイーツを提供してくれるカフェであった。
シフォンケーキやフレンチトーストなども、メニュー表には記載されていたので、いずれはコレらも食べてみたいと思う。
本当に美味しいダッチベイビー、ごちそうさまでした!
コメント
2017/10/05 18:47
2. >>1 ジュンさん
こんばんは、コメントありがとうございます!
彦摩呂師匠の食レポには遠く及びませんが……褒めてもらえると嬉しいです。ダイエット頑張ってくださいね(^^)d
返コメ
2017/10/05 18:16
1.
ううう~♪
思わず 食べたくなる日記ですね!
ダイエット中なのにぃ(笑)
食リポ、上手すぎますッ!
(*≧∀≦*) お初で 失礼しました。
返コメ