まだまだ綺麗な紅葉が……。
12月13日の日曜日に、名古屋の八事(やごと)にある興正寺へ行って来ました。
只今、当寺では寺宝展が開催されており、「朝鮮通信使絵巻」や尾張徳川家七代目藩主宗春が描いた「花篭図」などが展示されています。
この寺宝展をお目当てに興正寺へ伺ったのですが、もう12月中旬だというのに境内のアチコチには、見事な紅葉や黄葉が残っていました。
いや、今年は、冬の到来が少々遅れているので、この今の時期こそ紅葉・黄葉の見頃なのかもしれませんね。
では、日記に添付した画像を順にご紹介していきます。
まずは、興正寺のシンボルとも言える五重塔の正面に安置されているのが、釈迦牟尼大仏(しゃかむにだいぶつ)。
その大仏を挟むように、深紅のモミジとオレンジ色をしたモミジが植わっています。
次に、白川砂・切石・ゴロタ石・苔から成る広大な枯山水の庭から、上方へと目を転じてみましょう。
緑色の竹林の中にただ一本、目にも鮮やかな黄色の葉を沢山付けたイチョウの大木が見えるはずです。
最後は、山門へと到る前の参道左側へ視線を移してみましょう。
満開となった椿の木が幾本も植わっています。
地面へ落下した散り椿と枝に残る満開の椿の花が、辺り一帯を濃いピンク色に染めています。
その日は、ちょっと時期外れの紅葉狩りを楽しむことが出来ました。